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第28章 Composer を使用したカスタムシステムイメージのビルド

Composer はカスタムシステムイメージを作成するツールです。以下のセクションでは、このツールのインストール方法および使用方法について説明します。

28.1. Composer の概要

Composer ツールを使用して、Red Hat Enterprise Linux 用のカスタムシステムイメージを作成することができます。Red Hat Enterprise Linux 7.6 では、Composer は Extras チャンネルの lorax-composer パッケージで、テクノロジープレビューとして利用できます。

重要

Composer はテクノロジープレビューとして利用可能です。詳細については、「テクノロジプレビュー機能のサポート範囲」を参照してください。
Composer をデプロイしているお客様は、是非 Red Hat にフィードバックをお寄せください。

Composer の出力フォーマット

Composer では、以下の出力フォーマットを作成することができます。
説明CLI 名ファイル拡張子
QEMU QCOW2 イメージ
qcow2
.qcow2
Ext4 ファイルシステムイメージ
ext4-filesystem
.img
raw パーティション設定ディスクイメージ
partitioned-disk
.img
ライブ起動可能 ISO
live-iso
.iso
tar アーカイブ
tar
.tar

Composer のユーザーインターフェース

Composer のバックエンドはシステムサービス lorax-composer として動作します。ユーザーは、2 種類のフロントエンドを通じてこのサービスを利用することができます。
  • Cockpit プラグインとして利用可能な GUI (これが推奨される方法です)
  • コマンド実行用の composer-cli ツールとして利用可能な CLI

Composer のブループリント

Composer では、ブループリント にシステムの一部となるパッケージを列記して、カスタムシステムイメージを定義します。ブループリントは編集が可能であり、またバージョンで管理されます。
ブループリントからシステムイメージを作成すると、そのイメージが Composer の Cockpit インターフェースに表示されるブループリントに関連付けられます。