Red Hat Training

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9.3.7. signal 11 エラーが表示される

セグメンテーション違反 と呼ばれる signal 11 エラーとは、割り当てられていないメモリーにプログラムがアクセスを行ったという意味です。インストールされているソフトウェアプログラムのいずれかにバグがあったり、ハードウェアに障害があると signal 11 エラーが発生する場合があります。
インストール中に致命的な signal 11 を受け取った場合は、まず最新のインストールイメージを使用しているか確認し、Anaconda によるインストールイメージの検証を行ってイメージ自体に破損がないか確認します。signal 11 エラーの原因として不良インストールメディア (書き込みが不適切だったり、傷が付いている光学ディスクなど) がよく見られます。インストールを行う前には、必ずインストールメディアの整合性を確認することが推奨されます。
最新のインストールメディアを取得する方法は、2章Red Hat Enterprise Linux のダウンロード を参照してください。インストールを開始する前にメディアチェックを実行するには、起動メニューに rd.live.check 起動オプションを追加します。詳細は 「起動メディアの検証」 を参照してください。
メディアチェックではエラーは検出されず、それでもセグメンテーション違反を受け取る場合は、通常、ハードウェア関連のエラーに遭遇していることを意味します。このような場合、システムのメモリー (RAM) に問題がある可能性がもっとも高いと言えます。これは、以前に同じコンピューターで別のオペレーティングシステムをエラーなしで使用した場合でも、問題になる可能性があります。BIOS ベースのシステムであれば、インストールメディアに含まれている Memtest86+ メモリーテストモジュールを使ってシステムメモリー全体のテストを行うことができます。詳細は 「メモリー (RAM) テストモードの読み込み」 を参照してください。
これ以外に考えられる原因は、本書では扱いません。ハードウェアの製造元より提供されているドキュメントや『Red Hat Hardware Compatibility List (Red Hat ハードウェア互換性一覧)』 (https://hardware.redhat.com) などを参照してください。