3.6. Image Builder の Blueprint 形式
TOML (Tom's Obvious Minimal Language) 形式の平文テキストとして、Image Builder の Blueprint を保存します。
一般的な Blueprint ファイルの要素は次のとおりです。
- Blueprint のメタデータ
name = "BLUEPRINT-NAME" description = "LONGER BLUEPRINT DESCRIPTION" version = "VERSION" modules = [] groups = []
BLUEPRINT-NAME および LONG FORM DESCRIPTION TEXT は、Blueprint の名前および説明に置き換えます。
Semantic Versioning スキームに従い、VERSION をバージョン番号に置き換えます。
この部分は、Blueprint ファイル全体に対して一度だけ提示します。
modules エントリーは、パッケージ名と、イメージにインストールするバージョンと一致する glob を示し、group では、イメージにインストールされるパッケージのグループを記述します。これらの項目を追加しない場合、Blueprint はそれらを empyt リストとして識別します。
- イメージに含まれるパッケージ
[[packages]] name = "
package-name
" version = "package-version
"package-name
を、パッケージ名 (httpd、gdb-doc、coreutils など) に置き換えます。package-version
を、使用するバージョンに置き換えます。このフィールドは、dnf
バージョンの指定に対応します。- 特定のバージョンを指定する場合は、7.30 のように、バージョン番号を正確に指定してください。
- 利用可能な最新バージョンを指定する場合は、アスタリスク (*) を使用します。
- 最新のマイナーバージョンを指定する場合の形式は、7.* のようになります。
追加するすべてのパッケージにこのブロックを繰り返します。