3.3. コマンドラインインターフェイスで Image Builder の Blueprint の編集

この手順は、コマンドラインインターフェイスで既存の Image Builder の Blueprint を編集する方法を説明します。

手順

1.ローカルのテキストファイルに Blueprint を保存 (エクスポート) します。
# composer-cli blueprints save BLUEPRINT-NAME
2.BLUEPRINT-NAME.toml ファイルは、選択したテキストエディターで編集して変更を加えます。
3.編集を終了する前に、ファイルが有効な Blueprint であることを確認してください。
  • 次の行がある場合は削除します。
    packages = []
  • バージョン番号を大きくしてください。Image Builder の Blueprint バージョンは Semantic Versioning スキームを使用する必要があります。バージョンを変更しないと、バージョンの patch コンポーネントが自動的に増えます。
  • コンテンツが有効な TOML 仕様かどうかを確認します。詳細は、TOML のドキュメント を参照してください。
注記
TOML のドキュメントはコミュニティーが提供しているため、Red Hat のサポート対象外となります。このツールの問題は、https://github.com/toml-lang/toml/issues から報告できます。
4.ファイルを保存してエディターを閉じます。
5.Blueprint を Image Builder にプッシュ (インポート) します。
# composer-cli blueprints push BLUEPRINT-NAME.toml
.toml 拡張子を含むファイル名を指定する必要がありますが、他のコマンドでは Blueprint の名前のみを使用することに注意してください。
6.Image Builder にアップロードしたコンテンツが編集内容と一致することを確認するには、Blueprint のコンテンツの一覧を表示します。
# composer-cli blueprints show BLUEPRINT-NAME
7.Blueprint に一覧表示されているコンポーネントおよびバージョンと、その依存関係が有効かどうかを確認します。
# composer-cli blueprints depsolve BLUEPRINT-NAME