Red Hat Training

A Red Hat training course is available for Red Hat Enterprise Linux

9.6.4. リソース配置ストラテジーガイドライン

リソースに対する Pacemaker の配置ストラテジーの動作効率を最適化するためにも、システムを設定する際には以下を考慮してください。
  • 物理容量が十分にあることを確認します。
    ノードの物理容量が、通常の状態でほぼ最大に使用されているとすると、フェイルオーバーの際に問題が発生する可能性があります。使用率機能がなくても、タイムアウトや二次障害が発生する可能性があります。
  • ノードに設定する容量にバッファをいくつか構築します。
    物理的に存在するよりもわずかに多くのノードリソースが通知されます。ここでは、Pacemaker リソースが、設定した CPU、メモリーなどを常に 100% 使用しないことが想定されます。このような状況は、オーバーコミットと呼ばれることもあります。
  • リソースの優先度を指定します。
    クラスターがサービスを犠牲にする場合、犠牲にするサービスは一番重要でないことが理想的です。最も重要なリソースが最初にスケジュールされるように、リソースの優先度が適切に設定されていることを確認してください。リソース優先度の設定に関する詳細は、表6.3「リソースのメタオプション」 を参照してください。