5.11. 冗長電源のフェンシング設定

冗長電源のフェンシングを設定する場合、ホストを再起動するときに両方の電源をオフにしてからどちらかの電源をオンにするよう、クラスターによる確認が必要になります。
ノードの電源が完全にオフにならなかった場合、ノードがリソースを解放しないことがあります。この場合、ノードがこのようなリソースに同時にアクセスし、リソースを破損する可能性があります。
Red Hat Enterprise Linux 7.2 より古いバージョンでは、オンまたはオフのアクションを使用するデバイスで異なるバージョンを明示的に設定する必要がありました。Red Hat Enterprise Linux 7.2 では、以下の例のように各デバイスを 1 度定義して、ノードのフェンシングに両方が必要であることを指定するだけで済むようになりました。
# pcs stonith create apc1 fence_apc_snmp ipaddr=apc1.example.com login=user passwd='7a4D#1j!pz864' pcmk_host_map="node1.example.com:1;node2.example.com:2"

# pcs stonith create apc2 fence_apc_snmp ipaddr=apc2.example.com login=user passwd='7a4D#1j!pz864' pcmk_host_map="node1.example.com:1;node2.example.com:2"

# pcs stonith level add 1 node1.example.com apc1,apc2
# pcs stonith level add 1 node2.example.com apc1,apc2