Red Hat Training

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9.4.8. システムアップグレードおよび pacemaker_remote

Red Hat Enterprise Linux 7.3 より、アクティブな Pacemaker リモートノードで pacemaker_remote サービスが停止した場合にノードの停止前にクラスターがノードをリソースから正常に移行するようになりました。これにより、クラスターからノードを削除せずに、ソフトウェアのアップグレードやその他の定期的なメンテナンスを実行できるようになりました。ただし、pacemaker_remote がシャットダウンすると、クラスターは即座に再接続を試みます。リソースのモニタータイムアウトが発生する前に pacemaker_remote が再起動されないと、クラスターは監視操作が失敗したと判断します。
アクティブな Pacemaker リモートノードで、pacemaker_remote サービスが停止したときに監視が失敗しないようにするには、以下の手順に従って、pacemaker_remote を停止する可能性があるシステム管理を実行する前に、ノードをクラスターから削除します。
警告
Red Hat Enterprise Linux 7.2 以前のリリースでは、現在クラスターに統合されているノード上で pacemaker_remote が停止するとクラスターはそのノードをフェンスします。yum update のプロセスの一部として自動的に停止した場合、システムが不安定な状態になることがあります (特に pacemaker_remote と同時にカーネルもアップグレードされる場合)。Red Hat Enterprise Linux 7.2 以前のリリースでは、以下の手順にしたがって、pacemaker_remote を停止する可能性があるシステム管理を実行する前にノードをクラスターから除去する必要があります。
  1. ノードからすべてのサービスを除去する pcs resource disable resourcename コマンドを使用して、ノードの接続リソースを停止します。ゲストノードでは VM も停止されるため、VM をクラスターの外部で起動して (virsh などを使用) メンテナンスを実行する必要があります。
  2. 必要なメンテナンスを実行します。
  3. ノードをクラスターに戻す準備ができたら、pcs resource enable でリソース再度有効にします。