A.3. PCP インストール

PCP のテスト済み最新バージョンは、Red Hat Enterprise Linux 7 リポジトリーからダウンロードできます。
GFS2 PMDA が正常に機能するには、debugfs ファイルシステムをマウントする必要があります。debugfs ファイルシステムがマウントされていない場合は、GFS2 PMDA をインストールする前に以下のコマンドを実行します。
# mkdir /sys/kernel/debug
# mount -t debugfs none /sys/kernel/debug
GFS2 PMDA は、インストール時にデフォルトで有効になりません。PCP で GFS2 メトリック監視を使用するには、GFS2 ドメインエージェントを有効にする必要があります。以下のコマンドを使用して PCP と GFS2 PMDA モジュールをインストールし、GFS2 PMDA を有効にします。PMDA インストールスクリプトは root で実行する必要があることに注意してください。
# yum install pcp pcp-gui pcp-pmda-gfs2
# cd /var/lib/pcp/pmdas/gfs2
# ./Install
PMDA インストールスクリプトを実行すると、PMDA で使用するロールを指定するよう求められます。
  • collector と指定すると、現在のシステムのパフォーマンスメトリックの収集が許可されます。
  • monitor と指定すると、システムでローカルシステムまたはリモートシステム、あるいはローカルおよびリモートシステムの両方を監視できます。
  • both と指定すると、collector 設定と monitor 設定の両方が有効になります。
ほとんどの場合、PMDA を正常に稼働させるにはデフォルトの選択 (collector と monitor) で十分です。
# ./Install 
You will need to choose an appropriate configuration for installation of 
the "gfs2" Performance Metrics Domain Agent (PMDA). 

  collector	collect performance statistics on this system 
  monitor	allow this system to monitor local and/or remote systems 
  both		collector and monitor configuration for this system 

Please enter c(ollector) or m(onitor) or b(oth) [b] 
Updating the Performance Metrics Name Space (PMNS) ... 
Terminate PMDA if already installed ... 
Updating the PMCD control file, and notifying PMCD ... 
Waiting for pmcd to terminate ... 
Starting pmcd ... 
Starting pmlogger ... 
Check gfs2 metrics have appeared ... 316 metrics and 205 values
GFS2 PMDA のインストールでエラーまたは警告が発生した場合は、PMCD が起動し、稼働していることと debugfs がマウントされていることを確認してください (システムに GFS2 ファイルシステムが 1 つもロードされていない場合は、警告が発生することがあります)。

注記

クラスターノードで GFS2 PMDA をインストールする場合は、PMDA 設定のデフォルト値 (両方) を選択するだけで、PMDA が正常に機能します。ワークステーションマシンでリモート PCP インストールからのデータを監視するだけが目的の場合は、PMDA をモニターとしてインストールすることが推奨されます。