Show Table of Contents
このページには機械翻訳が使用されている場合があります (詳細はこちら)。
付録B GFS2 トレースポイントおよび debugfs glocks ファイル
本付録は、glock
debugfs
インターフェースおよび GFS2 トレースポイントについて記載しています。内容は、ファイルシステムの内部について精通しており、GFS2 の設計および GFS2 固有の問題のデバッグ方法についての知識を更に深めたいとお考えの上級ユーザー向けとなっています。
B.1. GFS2 トレースポイントのタイプ
GFS2 トレースポイントには、glock ("ジーロック" と発音) トレースポイント、bmap トレースポイント、および log トレースポイントの 3 つのタイプがあります。これらのトレースポイントは、実行中の GFS2 ファイルシステムのモニタリングに使用することができ、Red Hat Enterprise Linux の旧リリースでサポートされているデバッグオプションで取得可能な情報に対する追加情報を提供します。トレースポイントは、ハングやパフォーマンス上の問題が再現可能で、問題のある操作の実行中にトレースポイントの出力が取得可能である場合に、特に有用です。GFS2 では、glocks は主要なキャッシュ制御メカニズムであり、GFS2 の中核のパフォーマンスを理解するためのカギです。bmap (block map) トレースポイントは、ブロック割り当ておよびブロックマッピング (オンディスクメタデータツリーの割り当て済みブロックのルックアップ) を発生と同時にモニタリングし、アクセスのローカリティに関連した問題をチェックするのに使用することができます。log トレースポイントはジャーナルに書き込まれるデータおよびジャーナルからリリースされるデータを記録し、GFS2 のその部分に関する有用な情報を提供することができます。
トレースポイントは可能な限り汎用的となるように設計されています。これにより、Red Hat Enterprise Linux 7 では API を変更する必要はなくなるはずです。このインターフェースのユーザーは、これが通常の Red Hat Enterprise Linux 7 API セットの一部ではなく、デバッグ用のインターフェースであることに注意してください。したがって、Red Hat は、GFS2 トレースポイントインターフェースが変更されないことを保証しません。
トレースポイントは Red Hat Enterprise Linux 7 の汎用機能であり、その対象範囲は GFS2 に限定されません。特に、トレースポイントは
blktrace
インフラストラクチャーの実装に使用されます。また、blktrace
トレースポイントを GFS2 のトレースポイントと併用してシステムパフォーマンスの詳細を把握することができます。トレースポイントが機能するレベルにより、非常に短時間で大量のデータを作成することができます。トレースポイントは、有効化された時のシステムへの負荷が最小限となるように設計されていますが、ある程度の影響は避けられません。さまざまな方法でイベントをフィルタリングすることにより、データ量を削減し、特定の状況を理解するにあたって有用な情報のみを取得できます。
このページには機械翻訳が使用されている場合があります (詳細はこちら)。