第4章 アプリケーションをデバッグするための設定

Red Hat Enterprise Linux には、内部のアプリケーションの動作を分析してトラブルシューティングを行うためのデバッグおよびインストルメンテーションツールが複数搭載されています。

  1. デバッグツール および Desktop Debugging and Performance Tools アドオンを選択して、GNU Debugger (GDB)ValgrindSystemTapltracestrace などのツールをインストールします。
  2. GDBValgrindSystemTapstrace および ltrace の最新版については、Red Hat Developer Toolset をインストールしてください。これをインストールすると、memstomp もインストールされます。

    # yum install devtoolset-7
  3. memstomp ユーティリティーは、Red Hat Developer Toolset の一部としてのみ入手可能です。Developer Toolset 全体のインストールは望まれないが、memstomp が必要な場合は、Red Hat Developer Toolset からこのコンポーネントだけインストールしてください。

    # yum install devtoolset-7-memstomp
  4. debuginfo-install ツールを使用するには、yum-utils パッケージをインストールします。

    # yum install yum-utils
  5. Red Hat Enterprise Linux の一部として利用可能なアプリケーションやライブラリーをデバッグするには、debuginfo-install ツールを使用して、適切な debuginfo およびソースパッケージを Red Hat Enterprise Linux リポジトリーからインストールします。コアのダンプファイル分析についても、これは該当します。
  6. SystemTap アプリケーションでで必要なカーネルの debuginfo およびソースパッケージをインストールします。『SystemTap ビギナーズガイド』の「SystemTap のインストール」を参照してください。
  7. カーネルダンプを取得するには、kdump をインストールして設定します。『Kernel Crash Dump Guide』の「Installing and Configuring kdump」を参照してください。
  8. SELinux ポリシーの設定が、適切なアプリケーションが通常の場合だけでなく、デバッグの状況でも実行できるようになっていることを確認します。『SELinux ユーザーおよび管理者のガイド』の「問題の修正」を参照してください。

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