15.3. GCC を使用した C および C++ アプリケーションのデバッグの有効化

デバッグ情報のサイズが大きい場合、その情報はデフォルトで実行可能ファイルに含まれません。GCC を使用した C および C++ のアプリケーションのデバッグを有効にするには、コンパイラーに対して、ファイルを作成するように、明示的に指示する必要があります。

GCC を使用したデバッグ情報の作成の有効化

コードのコンパイルおよびリンク時に GCC でデバッグ情報の作成を有効にするには、-g オプションを使用します。

$ gcc ... -g ...
  • コンパイラーとリンカーで最適化を行うと、実行可能なコードを、元のソースコードと関連付けることが難しくなります。変数の最適化、ループのアンロール、周りの操作へのマージなどが行われる可能性があります。これにより、デバッグに負の影響が及ぶ可能性があります。デバッグを容易にするために、-Og オプションを指定して最適化を設定することを考慮してください。ただし、最適化レベルを変更すると、実行可能なコードが変更され、バグを取り除くための実際の動作が変更される可能性があります。
  • -fcompare-debug GCC オプションでは、GCC でコンパイルしたコードを、デバッグ情報を使用して (または、デバッグ情報を使用せずに) テストします。このテストでは、出力されたバイナリーファイルの 2 つが同一であれば合格します。このテストを行うことで、実行可能なコードがデバッグオプションによる影響は受けないようにするだけでなく、デバッグコードにバグが含まれないようにします。-fcompare-debug オプションを使用するとコンパイルの時間が大幅に伸びることに留意してください。このオプションに関する詳細は、GCC の man ページを参照してください。

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