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9.7. NFS でのユーザー設定の保存

ネットワークファイルシステム(NFS)ホームディレクトリーの使用時に dconf が正常に機能するには、dconf キーファイルバックエンド を使用する必要があります。
dconf キーファイルバックエンド を使用する場合、glib2-fam パッケージがシステムにインストールされている必要があることに注意してください。そうでない場合は、リモートマシンに対する設定変更についての通知は適切に機能しません。

手順9.1 dconf キーファイルバックエンドの設定

  1. システムに glib2-fam パッケージがインストールされていることを確認します。
    1. システムは Optional チャンネルにサブスクライブする必要があります。システムを Optional チャンネルにサブスクライブする方法については、Red Hat Subscription Management (RHSM)を使用して Optional チャンネルと Supplementary チャンネル、-devel パッケージにアクセスする方法 を参照してください。
    2. 以下のコマンドを実行して glib2-fam パッケージをインストールします。
      # yum install glib2-fam
  2. すべてのクライアントで /etc/dconf/profile/user ファイルを作成または編集します。
  3. このファイルの先頭に、以下の行を追加します。
    service-db:keyfile/user
dconf キーファイルバックエンド は、ユーザーが次にログインしたときにのみ有効になります。キーファイルをポーリングして更新が行われたかどうかを判断するため、設定が即座に更新されないことがあります。