13.11. グラフィカルターゲットモードで電源ボタンを押した際の動作の変更

Red Hat Enterprise Linux 7 では、マシンをグラフィカルログイン画面またはユーザーセッションで起動した際に電源ボタンを押すと、デフォルトでマシンがサスペンドされます。これはユーザーが物理的に電源ボタンを押した場合とリモートコンソールから仮想の電源ボタンを押した場合の両方で起きます。電源ボタンを押した際の動作を別のものにするには、dconf で特定ボタンの機能を設定します。
本セクションでは、電源ボタンを押した場合にシステムがシャットダウンするようにする設定方法を説明します。これは Red Hat Enterprise Linux 6 での動作に対応するものです。

手順13.11 ボタンを押した際の動作設定

  1. システムワイドの設定用に local データベースを /etc/dconf/db/local.d/01-power に作成します。
    [org/gnome/settings-daemon/plugins/power]
    button-sleep='nothing'
    button-suspend='nothing'
    button-hibernate='nothing'
    button-power='shutdown'
  2. ユーザーの設定を上書きし、ユーザーが /etc/dconf/db/local.d/01-power ファイルで設定を変更できないようにします。
    /org/gnome/settings-daemon/plugins/power/button-sleep
    /org/gnome/settings-daemon/plugins/power/button-suspend
    /org/gnome/settings-daemon/plugins/power/button-hibernate
    /org/gnome/settings-daemon/plugins/power/button-power
  3. システムデータベースを更新します。
    # dconf update
  4. ユーザーは、システム全体の設定が有効になる前にログアウトしてから再度ログインする必要があります。
この設定では、電源ボタンを押すとシステムがシャットダウンします。別の設定にするには、特定ボタンの動作を設定します。

特定ボタンのオプション

blank
何も実行しません
interactive
何を実行するかユーザーに質問するポップアップを表示します
hibernate
システムを休止状態にします
logout
セッションを終了し、ユーザーをログアウトします
nothing
何も実行しません
shutdown
通常のシャットダウンステップを開始します
suspend
システムをサスペンドします