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15.3. マウント、アンマウントおよび取り出し
仮想ファイルシステムでは、特定のリソースが自動的にマウントされるように設定されますが、最も一般的な方法は手動でマウントをトリガーする方法です。
手順15.1 手動マウント
- Nautilus のファイル (つまり、ファイル アプリケーション) を開きます。
- 画面の上部にある場所バーに、整形式の URI 文字列を入力します。場所バーが表示されない場合、Ctrl+L を押します。または、Nautilus には サーバーへ接続 ダイアログがあります。これは、ファイル → サーバーへ接続 に移動すると表示されます。
- ログイン資格情報が要求される際は、名前およびパスワードを関連するエントリーボックスに入力します。
- マウントプロセスが完了すると、ファイルを使って作業することができます。
リソースをアンマウントする必要がある場合は、以下の簡単な手順に従います。
手順15.2 アンマウント
- 選択されたマウントの取り出しアイコンをクリックします。
- マウントが表示されなくなるか、または安全な削除についての通知が表示されるまで待機します。
重要
パフォーマンス上の理由により、データがキャッシュされるか、またはバックグラウンドで低速で書き込まれる場合があります。データをデバイスまたはリモートリソースで安全に配信するには、リモートリソースのプラグを外したり、接続を解除することはできません。
マウントはアプリケーション間で共有され、実行中のデスクトップセッション内でグローバルに追跡されます。これは、マウントをトリガーしたアプリケーションを中止した場合でも、そのマウントがその他のアプリケーションで引き続き利用可能になることを意味します。同様に、マウントがバックエンドで制限されていない限り、複数のアプリケーションが同時にマウントにアクセスできます (一部のプロトコルは、設計上の理由により単一チャネルのみを許可します)。
重要
GVFS
マウント、(および物理ボリューム) が所有者のみに制限されるため、それ以外のユーザーがプライバシーを悪用することは許可されません。