Red Hat Training

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第40章 クラスタリング

pcs ツールが Pacemaker でバンドルリソースを管理

Red Hat Enterprise Linux 7.4 以降のテクノロジープレビューとして、pcs ツールはバンドルリソースに対応します。これで、pcs resource bundle create コマンドおよび pcs resource bundle update コマンドを使用して、バンドルを作成および変更できるようになります。pcs resource create コマンドを使用すると、既存バンドルにリソースを追加できます。bundle リソースに設定できるパラメーターの詳細については、pcs resource bundle --help コマンドを実行してください。(BZ#1433016)

新しい fence-agents-heuristics-ping フェンスエージェント

Pacemaker は、テクノロジープレビューとして fence_heuristics_ping エージェントに対応するようになりました。このエージェントの目的は、実際にはフェンシングを行わず、フェンシングレベルの動作を新しい方法で活用する実験的なフェンスエージェントのクラスを開くことです。
ヒューリスティックエージェントが、実際のフェンシングを行うフェンスエージェントと同じフェンシングレベルで設定されいて、そのエージェントよりも順番が前に設定されているとします。その場合、フェンシグを行うエージェントで off 操作を行う前に、ヒューリスティックエージェントで、この操作を行います。このヒューリスティックエージェントが off アクションに対して失敗する場合、このフェンシングレベルが成功しないのは既に明らかです。そのため、Pacemaker フェンシングは、フェンシングを行うエージェントで off 操作を行うステップをスキップします。ヒューリスティックエージェントはこの動作を利用して、特定の条件下で、実際のフェンシングを行うエージェントがフェンシングできないようにできます。
サービスを適切に引き継ぐことができないことを事前に把握できる場合は、ノードがピアをフェンシングする意味がないのであれば、ユーザーは特に 2 ノードクラスターでこのエージェントを使用できます。たとえば、ネットワークアップリンクに到達してサービスがクライアントに到達できない場合は、ノードがサービスを引き継ぐ意味はありません。これは、ルーターへの ping が検出できる状況が考えられます。(BZ#1476401)

テクノロジープレビューとして corosync-qdevice でサポートされるヒューリスティック

ヒューリスティックは、起動、クラスターメンバーシップの変更、corosync-qnetd への正常な接続でローカルに実行され、任意で定期的に実行される一連のコマンドです。すべてのコマンドが時間どおりに正常に終了すると (返されるエラーコードがゼロである場合)、ヒューリスティックは渡されますが、それ以外の場合は失敗します。ヒューリスティックの結果は corosync-qnetd に送信され、クオーラムとなるべきパーティションを判断するための計算に使用されます。(BZ#1413573, BZ#1389209)