第11章 インストールと起動

キックスタートインストールで、マウントポイントを既存のブロックデバイスに割り当て可能

キックスタートで新しい mount コマンドを利用できるようになりました。このコマンドにより、ファイルシステムを持つ特定のブロックデバイスにマウントポイントが割り当てられます。また、--reformat オプションを指定して再フォーマットすることもできます。
その他のストレージ関連コマンド (autopartpart、または logvol) とは異なり、mount ではキックスタートファイルにすべてのストレージ設定を指定する必要はありません。必要なのは、指定したブロックデバイスがシステムに存在するのを確認することだけです。ただし、既存のストレージ設定を使用せずに、新たに作成して様々なデバイスをマウントしたい場合は、その他のストレージ設定コマンドを使用する必要があります。
1 つのキックスタートファイルに、mount とその他のストレージ設定コマンドを併用することはできません。(BZ#1450922)

livemedia-creator ユーティリティーで、UEFI システム用のキックスタートファイルのサンプルを提供

livemedia-creator パッケージで提供されているキックスタートファイルの例が更新され、32 ビットおよび 64 ビットの UEFI システムに対応するようになりました。このファイルは、/usr/share/lorax-version/ ディレクトリーに保存されています。
起動可能な UEFI ディスクイメージを構築するには、UEFI システムまたは仮想マシンで livemedia-creator を実行する必要があります。(BZ#1458937)

デバイスの MAC アドレスにデバイスの設定ファイルをバインドするキックスタートコマンド network のオプションを追加

キックスタートコマンド network に新たに追加された --bindto=mac オプションを使用して、インストールしたシステムのデバイスの ifcfg ファイルで、デフォルトの DEVICE の代わりに HWADDR パラメーター (MAC アドレス) を使用できるようになりました。これにより、デバイス名ではなく MAC にデバイス設定がバインドされるようになります。
新たに追加された --bindto オプションは、キックスタートオプションの network --device とは無関係です。キックスタートファイルでデバイスがその名前、link、または bootif を使用して指定されていたとしても、このオプションは ifcfg ファイルに適用されます。(BZ#1328576)

キックスタートの新しいオプション %packages で、Yum のタイムアウトおよび再試行の回数を設定可能

今回の更新で、キックスタートファイルの %packages セクションに新しいオプションが 2 つ追加されました。
  • --timeout=X: Yum タイムアウトを X 秒に設定します。デフォルトは 30 です。
  • --retries=Y: Yum の再試行数を Y に設定します。デフォルトは 10 です。
インストール時に複数の %packages セクションを使用している場合は、最後に表示されるセクションに設定したオプションがすべてのセクションに使用されます。最後のセクションにいずれのオプションも設定されていない場合は、キックスタートファイルのすべての %packages セクションがデフォルト値を使用します。
この新しいオプションは、ディスクの読み取りまたはネットワークの速度によってパッケージのダウンロード速度が制限される場合に、1 つのパッケージから複数のインストールを並行して実行する際に役に立ちます。このオプションがシステムに影響を与えるのはインストール時に限定され、インストールしたシステムの Yum 設定には影響を与えません。(BZ#1448459)

IBM z Systems でのゲスト仮想マシンの作成に Red Hat Enterprise Linux 7 ISO イメージを使用可能

このリリースで、IBM z Systems アーキテクチャー上の KVM 仮想マシン用に、起動可能な Red Hat Enterprise Linux ISO ファイルを作成できるようになりました。その結果、IBM z Systems 上の Red Hat Enterprise Linux ゲスト仮想マシンを boot.iso ファイルから起動できます。(BZ#1478448)

ifcfg-* ファイルに ARPUPDATE オプションを導入

今回の更新で、ifcfg-* ファイルに ARPUPDATE オプションが導入されました。そのデフォルト値は yes です。値を no に設定すると、現在のネットワークインターフェースコントローラー (NIC) に関するアドレス解決プロトコル (ARP) 情報で、近接コンピューターが更新されるのを無効にすることができます。このオプションは、特に Direct ルーティングを有効にして Linux Virtual Server (LVS) Load Balancing を使用する際に必要です。(BZ#1478419)

rpm -V コマンドに --noconfig オプションを追加

今回の更新で、rpm -V コマンドに --noconfig オプションが追加されました。このオプションを設定してコマンドを実行すると、設定ファイル以外で変更されたファイルだけが一覧として出力されるので、システム上の問題を診断するのに役立ちます。(BZ#1406611)

ifcfg-* ファイルで第 3 の DNS サーバーの指定が可能に

ifcfg-* 設定ファイルで DNS3 オプションがサポートされるようになりました。従来、指定できるドメインネームシステム (DNS) サーバーは最大 2 つでしたが、このオプションを使用して、/etc/resolv.conf で使用される第 3 のDNS アドレスを指定することができます。(BZ#1357658)

rpm-build のマルチスレッド xz 圧縮

今回の更新で、ソースおよびバイナリーパッケージのマルチスレッド xz 圧縮が追加されました。この場合、%_source_payload または %_binary_payload マクロを wLTX.xzdio パターンに設定します。ここで、L は圧縮レベルを表し (デフォルトは 6)、X は使用されるスレッドの数 (複数桁も可能) を表します (例: w6T12.xzdio)。この機能を有効にするには、/usr/lib/rpm/macros ファイルを編集するか、仕様ファイル内またはコマンドラインでマクロを宣言します。
その結果、高並列構築の圧縮時間が短縮されます。これは特に、多くのコアを持つハードウェアに構築された大型プロジェクトを継続的に統合する場合に有用です。(BZ#1278924)

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