Show Table of Contents
第10章 ハードウェアのサポート
ファームウェアを更新した Broadcom 5880 スマートカードリーダーをサポート可能に
今回の更新に含まれる USB ID エントリーは、Broadcom 5880 スマートカードリーダーの更新ファームウェアバージョンに対応したもので、Red Hat Enterprise Linux はこれらのリーダーを正しく認識して使用できるようになりました。
古いファームウェアバージョンの Broadcom 5880 スマートカードリーダーをお使いのユーザーは、ファームウェアを更新する必要がある点に注意してください。更新プロセスの詳細については、www.dell.com のサポートセクションをご覧ください。(BZ#1435668)
fwupd が Synaptics MST ハブをサポート可能に
Red Hat Enterprise Linux 7.5 では、
fwupd ユーティリティーに Synaptics MST ハブ用のプラグインが追加されました。このプラグインにより、ファームウェアをフラッシュしたり、このデバイスのファームウェア情報をクエリーしたりすることができます。(BZ#1420913)
kernel-rt ソースの更新
kernel-rt ソースが最新の Red Hat Enterprise Linux カーネルソースツリーをベースとするようアップグレードされ、以前のバージョンに対するバグ修正および機能拡張が数多く追加されました。(BZ#1462329)
RT スロットリングメカニズムの改善
現在のリアルタイムスロットリングメカニズムは、多くの CPU パワーを必要とするリアルタイムタスクによって非リアルタイムタスクが長時間処理されない状況を防ぎます。リアルタイムの実行キューがスロットリングされると、非リアルタイムタスクが処理されるか、非リアルタイムタスクがなければ CPU はアイドル状態になります。CPU がアイドル状態になる時間を減らして安全に CPU 使用率を最大にするために、
RT_RUNTIME_GREED スケジューラー機能が実装されました。この機能を有効にすると、非リアルタイムタスクが長時間処理されていない状況がどうかを確認してから、リアルタイムタスクをスロットリングします。その結果、RT_RUNTIME_GREED スケジューラーオプションは、リアルタイムタスクの処理を最大限継続しながら、非リアルタイムタスクのために全 CPU のランタイムをある程度確保します。(BZ#1401061)
VMware Paravirtual RDMA ドライバー
機能拡張に関するこの更新で、Red Hat Enterprise Linux に VMware Paravirtual RDMA ドライバーが追加されました。この機能により、VMware ユーザーは PVRDMA デバイスを持つ Red Hat Enterprise Linux ベースの VM をデプロイして使用することができます。(BZ#1454965)
opal-prd がバージョン 5.9 にリベース
ハードウェア固有の復元プロセスを処理する
opal-prd デーモンが、バージョン 5.9 にリベースされました。この更新には、以下に示す重要な修正および機能拡張が含まれます。
- デバッグモードで
stdioにログの記録を行った後のフラッシュ - メモリーリークに関する問題の解消
opal-prdコマンドラインオプションに関する問題の解消occ_resetコールに関する問題の解消- ナノスリープ範囲に関する API コメント
opal-prdの起動中、pnorファイルは渡されない- FSP システムホストにおいて、
pnorアクセスインターフェースを無効化 - ZZ のランタイム OCC load/start に対するサポートを追加
これらのバグを修正して機能拡張を追加するために、opal-prd ユーザーはこれらの更新版パッケージにアップグレードしてください。
libreswan が NIC のオフロード処理をサポート可能に
libreswan パッケージに関するこの更新で、ネットワークインターフェースコントローラー (NIC) のオフロード処理に対するサポートが導入されました。
Libreswan は、自動的に NIC ハードウェアのオフロードに対するサポートを検出するようになりました。また、この機能を手動で設定するために、nic-offload=auto|yes|no オプションが追加されました。(BZ#1463062)
Trusted Computing Group の TPM 2.0 System API ライブラリーと管理ユーティリティーが利用可能
以前のリリースでは、Trusted Computing Group の Trusted Platform Module (TPM) 2.0 ハードウェアを処理する以下のパッケージはテクノロジープレビューとして利用可能でしたが、これが完全にサポートされるようになりました。
- tpm2-tss パッケージは、TPM 2.0 System API ライブラリーの Intel 実装を追加します。このライブラリーによりプログラムが TPM 2.0 デバイスと対話できます。
- tpm2-tools パッケージは、ユーザー空間から TPM 2.0 デバイスを管理、利用するためのユーティリティーセットを追加します。(BZ#1463097、BZ#1463100)
新規パッケージ: tpm2-abrmd
今回の更新で、Red Hat Enterprise Linux 7 に tpm2-abrmd パッケージが追加されました。tpm2-abrmd パッケージにより、Trusted Computing Group の Trusted Plaform Module (TPM) 2.0 Access Broker (TAB) および Resource Manager (RM) 仕様を実装するシステムサービスが提供されます。(BZ#1492466)

Where did the comment section go?
Red Hat's documentation publication system recently went through an upgrade to enable speedier, more mobile-friendly content. We decided to re-evaluate our commenting platform to ensure that it meets your expectations and serves as an optimal feedback mechanism. During this redesign, we invite your input on providing feedback on Red Hat documentation via the discussion platform.