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ダウンロードした RPM ファイルを
第43章 デスクトップ
ダウンロードした RPM ファイルを Nautilus からインストールできない
PackageKit への yum バックエンドが、ローカルファイルに関する詳細の取得に対応していないため、Nautilus ファイルマネージャーで RPM ファイルをダブルクリックしてもファイルがインストールされず、以下のエラーメッセージが返されます。
Sorry, this did not work, File is not supported
この問題を回避するには、gnome-packagekit パッケージをインストールしてダブルクリック動作に対応するか、
yum ユーティリティーでファイルを手動でインストールします。(BZ#1434477)
キャプスロックの LED ステータス
UTF-8 キーマップを使用している場合は、キャプスロック機能が適切に動作していても、TTY モードではキャプスロックの LED が更新されません。Red Hat Enterprise Linux 7.5 以降で LED を適切に更新するには、以下のように /etc/udev/rules.d/99-kbd.rules 設定ファイルを作成する必要があります。
ACTION=="add", SUBSYSTEM=="leds",
ENV{DEVPATH}=="*/input*::capslock",
ATTR{trigger}="kbd-ctrlllock"
新しい udev ルールを再読み込みするには、以下のコマンドを実行します。
# udevadm control --reload-rules # udevadm trigger
このように変更すれば、キャプスロックキーを押したときに、キャプスロックの LED のステータスが期待どおりに変わります。(BZ#1470932、BZ#1256895)
GNOME Shell バージョンの不整合
GNOME デスクトップ環境では、現在異なる
GNOME Shell バージョンが表示されます。具体的には、gnome-shell --version コマンドで返されるバージョンと、設定 の 詳細 セクションに表示されるバージョンが異なります。(BZ#1511454)
32 ビットバージョンの flatpak のアンインストール
multilib における潜在的な競合を回避するために、Red Hat Enterprise Linux 7.5 にアップデートする前に、32 ビットバージョンの flatpak パッケージをアンインストールすることが推奨されます。(BZ#1512940)
GNOME ダウングレードが機能しない
Red Hat Enterprise Linux 7.4 で導入された新しいバージョンの GNOME (3.22) では、
yum downgrade コマンドまたは dnf downgrade コマンドを使用して、GNOME をバージョン 3.22 から 3.14 へダウングレードすることができなくなりました。唯一の回避策は、GNOME 関連のパッケージを、以前のバージョンに置き換えることです。ダウングレードを手動で行う場合は、GNOME 3.16-3.22 リリースノートで、使用できなくなる機能について確認してください。(BZ#1451876)
Wayland が、仮想マシンビューアー等の X11 アプリケーションのキーボードグラブを無視する
現在、
XWayland サーバーから実行された場合、リモートデスクトップビューアーまたは仮想マシンマネージャー等の X11 ソフトウェアに依存するグラフィカルクライアントは、クライアント内にシステムキーボードショートカットを取得することができません。したがって、virt-manager ゲストのディスプレイ等のゲストウィンドウでショートカットをアクティブ化すると、ゲストではなくローカルのデスクトップが影響を受けます。
この問題を回避するには、Wayland ショートカット抑制プロトコルに対応した
Wayland ネイティブクライアントを使用するか、デフォルトである X11 上の GNOME セッションに戻してシステムキーボードショートカットを必要とする X11 クライアントを実行します。
Wayland はテクノロジープレビューとして提供されている点に注意してください。(BZ#1500397)
スーパーユーザーはグラフィカルセッションを実行するべきではない
root ユーザーがグラフィカルセッションを開始すると、さまざまなバグが発生します。グラフィカルセッションは重大な予期せぬ問題の原因となり、セキュアではなく、Unix の原則に反するので、スーパーユーザーによる使用は想定されていないためです。
remote-viewer および virt-viewer から表示した VM のキーボードが機能しない
Wayland 内で実行した場合、
remote-viewer および virt-viewer ユーティリティーは仮想マシンのキーイベントを認識しません。さらに、 Xwayland により以下のエラーが報告されます。
send_key: assertion 'scancode != 0'
(BZ#1540056)
Wayland で gnome-system-log が動作しない
現在、
Wayland セッションにログインした場合、 root ユーザーはそのユーザーの Xwayland ディスプレイにアクセスすることができません。そのため、端末で gnome-system-log ユーティリティーを実行しても、システムログファイルが表示されません。
この問題を回避するには、以下の
xhost サーバーアクセス制御プログラムを実行します。
$ xhost +si:localuser:root
(BZ#1537529)
GUI 画面が正しく表示されない
色深度 16 で実行する場合、Emulex Pilot2 および Pilot3 カードの X ドライバーにバグが含まれます。このバグにより、この色深度ではグラフィカルディスプレイを使用することができません。
特定の構成でディスプレイを使用可能にするには、24 bpp イメージフォーマットを使用します。あるいは、 ShadowFB
off オプションを使用して、xorg.conf ファイルのシャドウフレームバッファー抽象化レイヤーを無効にします。シャドウフレームバッファーを無効にすると、パフォーマンスに大きな影響が出る場合がある点に注意してください。(BZ#1499129)
xrandr が一部のビデオモードを提供できない
追加されるディスプレイ解像度は、
X11 用ビデオドライバーによって異なります。特に、Intel および一般的なモード設定のドライバーからは、ノート PC ディスプレイ用にさまざまなビデオモードが提供されます。したがって、ネイティブではない一部のビデオモードは、構成によって利用できない場合があります。
この問題を回避するには、別のビデオドライバーを使用するか、xrandr(1) コマンドラインユーティリティーを使用して、手動で解像度を出力に追加します。(BZ#1478625)
radeon がハードウェアを正常にリセットできない
現在、
radeon カーネルドライバーは、kexec コンテキストのハードウェアを正常にリセットすることができません。radeon の機能が停止し、残りの kdump サービスが失敗します。
このバグを回避するには、
/etc/kdump.conf ファイルに以下の行を追加して、kdump の radeon をブラックリストに登録します。
dracut_args --omit-drivers "radeon" force_rebuild 1
マシンおよび
kdump を再起動します。kdump が開始された後に、設定ファイルから force_rebuild 1 行を削除します。
このシナリオでは、
kdump 中はグラフィックを利用することはできませんが、kdump は正常に完了します。(BZ#1509444)
nouveau が Nvidia secboot ファームウェアを読み込むことができない
一部の Dell Coffeelake システムでは、
nouveau カーネルモジュールは pascal カード用の Nvidia secboot ファームウェアを読み込むことができません。したがって、これらのシステムでは Nvidia GPU は機能しなくなり、システムのディスプレイポートも機能しなくなります。
このバグにより起動に問題が生じる場合には、
nouveau をブラックリストに登録して問題を軽減します。ただし、マシンの機能しないポートが、この操作により正常に機能するようになる訳ではない点に注意してください。(BZ#1535168)
Xchat のステータスアイコンが上部アイコンパネルに表示されなくなる
システムがサスペンド状態になってから回復すると、着信メッセージを示す
Xchat のステータスアイコンが上部アイコンパネルに表示されなくなります。
Gnome Software を使用してインストールした上部アイコンはサスペンドモード中も維持され、パネルから消えることはありません。(BZ#1544840)
GDM がホットプラグのモニターをアクティブ化しない
モニターを接続せずにマシンを起動した場合、モニターを接続しても
GNOME Display Manager (GDM) 画面では非アクティブな状態を維持します。
回避策としては、モニターが接続されている間に以下のコマンドを実行して
GDM を強制的に終了します。
# systemctl restart gdm.service
あるいは、
xrandr ユーティリティーを使用してモニターをアクティブ化します。(BZ#1497303)
Wacom Expresskeys Remote がタブレットとして検出されない
gnome-shell および control-center ユーティリティーは、ペアリングされていない Wacom Expresskeys Remote デバイス (EKR) を検出しません。したがって、Wacom の設定 GUI においてEKR のボタンをマッピングすることができません。
現在、
EKR は内蔵パッドを持つタブレットとペアリングされている場合に限り機能します。(BZ#1543631)
Synaptics の依存関係が xorg-x11-drivers を削除
Red Hat Enterprise Linux 7 の近年のリリースには、X 向けの
xorg-x11-drv-libinput ドライバーが含まれています。このドライバーにより、一部の入力デバイスの操作性が大幅に向上する場合があります。xorg-x11-drv-libinput への切り替えを試みているユーザーは、xorg-x11-drivers パッケージが必要とする xorg-x11-drv-synaptics ドライバーを削除してください。ただし、synaptics の削除には xorg-x11-drivers の削除が必要です。
この問題を回避するには、xorg-x11-drivers を削除します。このパッケージは、システムのセットアップ時に適切なドライバー群をインストールするためだけに存在するので、削除しても実行時には一切影響を及ぼしません。すでにインストールされている X ドライバーは、期待どおりに更新されます。(BZ#1516970)
T470s ドッキングステーションのジャックが、サスペンド状態からの回復時に機能しない
ドッキングステーションに接続されたアナログオーディオの入出力を使用中の ThinkPad T470s がサスペンド状態になってから回復すると、出力音声が得られません。この問題は、ThinkPad ノート PC のアナログオーディオ入出力には影響を及ぼしません。(BZ#1548055)
xrandr 実行時に画面がオフになることがある
Nouveau ドライバーを使用している場合、RANDR 操作 (画面解像度のクエリー等) と重い 3D 負荷の組み合わせにより、画面がちらつくことがあります。
3D と RANDR の同時操作を最小限に抑えることで、ちらつきを避けることができます。つまり、3D 負荷が少ない時に画面のクエリーやサイズ変更を行います。(BZ#1545550)
第 8 世代 Intel Core プロセッサーのシステムでは、HDMI および DP の音声入力が amixer 等に表示されない
Red Hat Enterprise Linux では、
alpha ステータスのハードウェアに対する i915 ドライバーのサポートがデフォルトでは無効になっています。そのため、i915 はオーディオドライバーにバインドしません。その結果、第 8 世代 Intel Core プロセッサーのシステムでは、HDMI および DP のビデオ/オーディオジャックの音声入力が amixer 等に表示されません。
この問題を回避するには、カーネルコマンドラインに
i915.alpha_support=1 行を追加してシステムを起動します。(BZ#1540643)
自動的に起動したアプリケーションのトレイアイコンが反応しない
画面上部に従来のトレイアイコンを表示する
GNOME Shell *TopIcons* 拡張が、自動的に起動したアプリケーションに対して機能しません (トレイアイコンが反応しない)。このバグは、GNOME セションの開始後に起動したアプリケーションには該当しません。
回避策としては、次に示す簡単な手順に従って GNOME セッションを再起動します。1.
Alt キーと F2 キーを同時に押します。2. r と入力します。3. Enter キーを押します。(BZ#1550115)
ログイン画面のパネル色の不整合
GNOME クラシック セッションにログインする際、ノート PC がサスペンド状態になってから回復すると、ログイン画面の上部パネルが黒ではなく白になります。
この問題は、
GNOME クラシック の機能には影響を及ぼしません。(BZ#1541021)
VM ゲストのアタッチ後、追加のディスプレーがミラー状態になる
ゲスト VM のモニターを表示して
remote-viewer メニューから追加ディスプレーを有効にすると、新たに追加したディスプレーに最初のディスプレーの内容が表示されます。
回避策としては、いずれかのディスプレーで
remote-viewer のフレームサイズを変更します。デスクトップ環境が両方のディスプレーに拡大され、ゲストディスプレーが正しく再配置されます。(BZ#1539686)

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