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第20章 Red Hat Enterprise Linux 7.5 for IBM Power LE (POWER9)
Red Hat Enterprise Linux 7.5 for IBM Power LE (POWER9) では、Red Hat Enterprise Linux 7.5 のユーザー空間のカーネルが更新されました。このカーネルは、バージョン 4.14 をベースにしており、kernel-alt パッケージで提供されます。このオファリングは、他の更新パッケージで配信されていますが、その多くは標準の Red Hat Enterprise Linux 7 Server RPM となっています。インストール ISO イメージは、「カスタマーポータルのダウンロードページ」で入手できます。
Red Hat Enterprise Linux 7.5 のインストールおよびユーザー空間に関する情報は、『インストールガイド』およびその他の Red Hat Enterprise Linux 7 ドキュメント を参照してください。以前のバージョンに関する情報は、「Red Hat Enterprise Linux 7.4 for IBM Power LE (POWER9) - Release Notes」を参照してください。
注記
USB ドライブを使用して IBM Power LE にベアメタルをインストールするには、起動メニューで、
inst.stage2= のブートオプションを手動で指定する必要があります。詳細は、『インストールガイド』の「起動オプション」の章を参照してください。
20.1. 新機能および更新
仮想化
- KVM 仮想化が IBM POWER9 システムでサポートされるようになりました。ただし、ハードウェアが異なるため、特定の特長および機能が AMD64 および Intel 64 システムでサポートされるものと異なります。詳細については、『仮想化の導入および管理ガイド』を参照してください。
プラットフォームツール
- OProfile には、IBM POWER9 プロセッサーのサポートが追加されました。
PM_RUN_INST_CMPLOProfile パフォーマンス監視イベントは設定できないので、OProfile のこのバージョンでは使用しないでください。(BZ#1463290) - 今回の更新で、papi に対する IBM POWER9 のパフォーマンス監視ハードウェアイベントのサポートが追加されました。命令サイクル (
PAPI_TOT_INS) またはプロセッサーサイクル (PAPI_TOT_CYC) など、イベントに対する基本的な PAPI プリセットが含まれます。(BZ#1463291) - libpfm のバージョンには、IBM POWER9 パフォーマンス監視ハードウェアイベントのサポートが追加されました。(BZ#1463292)
- SystemTap には、カーネルに必要な後方互換性の修正が追加されました。
- 以前のリリースでは、64 ビットの IBM POWER システムにおいて、GNU C ライブラリー (glibc) の
memcpy()関数が、アラインされていないベクターロードとストア命令を使用していました。その結果、memcpy()を使用して POWER9 システムのデバイスメモリーにアクセスすると、パフォーマンスが低下しました。POWER9 のメモリーに関わらずアプリケーションのパフォーマンスを向上させるために、アラインされたメモリーアクセス命令を使用するようにmemcpy()関数が強化されました。前の世代の POWER アーキテクチャーでも、パフォーマンスに影響を与えません。(BZ#1498925)
セキュリティー
USBGuard をテクノロジープレビューとして IBM Power LE (POWER9) に提供
USBGuard ソフトウェアフレームワークにより、デバイス属性をもとにした基本的なホワイトリストおよびブラックリスト登録機能を実装して、割り込み USB デバイスからシステムを保護します。USBGuard は IBM Power LE (POWER9) でテクノロジープレビューとして利用できるようになりました。
USB は IBM z Systems ではサポートされておらず、USBGuard フレームワークはこのシステムでは提供されないことに注意してください。

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