19.4. 既知の問題

SELinux MLS ポリシーがカーネルバージョン 4.14 ではサポートされない

SELinux Multi-Level Security (MLS) ポリシーは、不明なクラスおよびパーミッションを拒否し、kernel-alt パッケージのカーネルバージョン 4.14 は、どのポリシーでも定義されていないマッピングのパーミッションを認識します。MLS ポリシーが有効で SELinux が Enforcing モードのシステムでは、すべてのコマンドが セグメンテーション違反 エラーで中断されます。MLS ポリシーが有効で SELinux が Permissive モードのシステムでは、SELinux の拒否警告が多数表示されます。カーネルバージョン 4.14 と SELinux MLS ポリシーの組み合わせはサポートされていません。

Cavium ThunderX では、IPMI_SI=no の場合にしか ipmitool が BMC と通信しない

systemctl コマンドを使用して ipmi.service を開始する場合、デフォルトの設定では ipmi_si ドライバーを読み込もうとします。IPMI SI デバイスを持たない Cavium ThunderX では、ipmi.service によりipmi_devintf ドライバーが意図せず削除されます。その結果、カーネルの ipmitool ユーティリティーは Baseboard Management Controller (BMC) と通信することができません。この問題を回避するには、/etc/sysconfig/ipmi ファイルを編集して IPMI_SI 変数を以下のように設定します。
IPMI_SI=no
続いて、必要であればオペレーティングシステムを再起動します。この結果、正しいドライバーが読み込まれ、ipmitoo/dev/ipmi0/ ディレクトリーを通じて BMC と通信することができます。(BZ#1448181)

SATA ALPM デバイスの低電力モードへの移行が正しく機能しない

64 ビット ARM システムでは、以下のコマンドを使用して Aggressive Link Power Management (ALPM) 電力管理プロトコルを使用する Serial Advanced Technology Attachment (SATA) デバイスの低電力モードを有効/無効にすると、SATA が正常に機能しません。
tuned-adm profile powersave
tuned-adm profile performance
その結果、SETA の異常によりすべてのディスク I/O が停止し、この状況から抜け出すためにはオペレーティングシステムを再起動しなければなりません。この問題を回避するには、以下のいずれかのオプションを使用します。
  • システムを powersave プロファイルに設定しない
  • ALPM に関するバグを修正するファームウェアのアップデートがないか、ハードウェアベンダーに確認する
(BZ#1430391)

ARM において tunednetwork-latency に設定すると、システムがハングする

64 ビット ARM システムにおいて tuned プロファイルを network-latency に設定すると、オペレーティングシステムが反応しなくなり、カーネルはシリアルコンソールにバックトレースを出力します。この問題を回避するには、tuned プロファイルを network-latency に設定しないでください。(BZ#1503121)

modprobe が不正なパラメーターのカーネルモジュールの読み込みに成功する

Red Hat Enterprise Linux 7 for ARM および Red Hat Enterprise Linux 7 for IBM Power LE (POWER9) では、modprobe コマンドを使用して不正なパラメーターのカーネルモジュールを読み込もうとすると、不正なパラメーターが無視され想定どおりにモジュールが読み込まれます。
この動作は、従来のアーキテクチャー (AMD64 および Intel 64、IBM z Systems、ならびに IBM Power Systems 等) 上の Red Hat Enterprise Linux とは異なる点に注意してください。これらのシステムでは modprobe はエラーで終了し、上記のような状況で不正なパラメーターのモジュールが読み込まれることはありません。
すべてのアーキテクチャーにおいて、エラーメッセージは dmesg の出力に記録されます。(BZ#1449439)

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