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第36章 仮想化
KVM ゲスト用の USB 3.0 サポート
Red Hat Enterprise Linux 7.4 では、KVM ゲスト向けの USB 3.0 ホストアダプター (xHCI) エミュレーションは引き続きテクノロジープレビューとなります。(BZ#1103193)
Intel ネットワークアダプターの選択において Hyper-V 上のゲストとして SR-IOV をサポート
Hyper-V を実行する Red Hat Enterprise Linux ゲスト仮想マシンの今回の更新では、新しい PCI パススルードライバーが追加され、ixgbevf ドライバーでサポートされる Intel ネットワークアダプターに Single-Root I/O Virtualization (SR-IOV) 機能を使用できるようになりました。この機能は、以下の条件が満たされた場合に有効になります。
- ネットワークインターフェースコントローラー (NIC) の SR-IOV サポートが有効化されている場合
- 仮想 NIC の SR-IOV サポートが有効化されている場合
- 仮想スイッチの SR-IOV サポートが有効化されている場合
NIC からの Virtual Function (VF) は、仮想マシンにアタッチされています。
現在この機能は Microsoft Windows Server 2016 Technical Preview 5 でサポートされています (BZ#1348508)。
Hyper-V のゲスト仮想マシンにおいて PCI Express バスで接続されているデバイスに対してドライバーを追加
今回の更新では、PCI Express で接続されているデバイスが Hyper-V ハイパーバイザーで実行中の Red Hat Enterprise Linux ゲスト仮想マシンにパススルーされる場合に、Root PCI バスを公開するように、新しいドライバーが追加されました。現在この機能は Microsoft Windows Server 2016 Technical Preview 5 でサポートされています (BZ#1302147)。
VFIO ドライバーの No-IOMMU モード
今回の更新により、VFIO (Virtual Function I/O) ドライバーの No-IOMMU モードがテクノロジープレビューとして追加されました。No-IOMMU モードは、I/O メモリー管理ユニット (IOMMU) なしに直接メモリーアクセス (DMA) 対応デバイスへの完全なユーザー空間 I/O (UIO) アクセスを提供します。しかし、このモードはサポートされないだけでなく、IOMMU で提供される I/O 管理機能がないために安全に使用することができません (BZ#1299662)。
ibmvnic
デバイスドライバーを追加
ibmvnic
デバイスドライバーが Red Hat Enterprise Linux 7.3 for IBM POWER アーキテクチャーにテクノロジープレビューとして追加されました。vNIC (Virtual Network Interface Controller) はエンタープライズケイパビリティーを提供し、ネットワーク管理を単純化する新たな PowerVM 仮想ネットワークテクノロジーです。これは SR-IOV NIC と組み合わせると、仮想 NIC レベルで帯域幅の制御に関する Qos (Quality of Service) ケイパビリティーを提供する高パフォーマンスの効率的なテクノロジーとして機能します。vNIC は仮想化オーバーヘッドを大幅に削減するため、待ち時間が短縮し、ネットワークの仮想化に必要な CPU およびメモリーを含むサーバーリソースが少なくなります (BZ#947163)。
virt-v2v
で vmx 設定ファイルを使用した VMware ゲストの変換
テクノロジープレビューとして、
virt-v2v
ユーティリティーには vmx
入力モードが含まれるようになり、ユーザーは VMware vmx 設定ファイルからゲスト仮想マシンを変換できます。これを行うには、たとえば、NFS を使用してストレージをマウントすることにより対応する VMware ストレージにアクセスする必要もあります。(BZ#1441197)
virt-v2v
による Debian および Ubuntu ゲストの変換が可能
テクノロジープレビューとして、
virt-v2v
ユーティリティーは Debian および Ubuntu ゲスト仮想マシンを変換できるようになりました。現時点では、この変換を行うときに以下の問題が発生することに注意してください。
virt-v2v
は GRUB2 設定内のデフォルトのカーネルは変更できず、ゲスト上でより適切なカーネルのバージョンが利用可能であった場合でも、ゲスト内で設定されたカーネルは変換中に変更できません。- Debian または Ubuntu VMware ゲストを KVM に変換した後は、ゲストのネットワークインターフェース名が変更されり、手動での設定が必要になる場合があります。(BZ#1387213)
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