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柔軟なファイルレイアウトの
第30章 カーネル
HMM (heterogeneous memory management) 機能をテクノロジープレビューで提供
Red Hat Enterprise Linux 7.3 では、HMM (heterogeneous memory management) 機能をテクノロジープレビューとして提供しています。この機能は、プロセスアドレス空間を独自のメモリー管理ユニット (MMU) にミラーする必要のあるデバイスのヘルパーレイヤーとしてカーネルに追加されています。これにより、CPU 以外のデバイスプロセッサーは統一システムアドレス空間を使用してシステムメモリーを読み取ることができます。この機能を有効にするには、
experimental_hmm=enable をカーネルコマンドラインに追加します (BZ#1230959)。
criu がバージョン 2.12 にリベース
Red Hat Enterprise Linux 7.2 は
criu ツールをテクノロジープレビューとして導入しました。このツールは、Checkpoint/Restore in User-space (CRIU) を実装します。これを使用すると、実行中のアプリケーションをフリーズさせた後にファイルの集合としてこれを保存し、後にフリーズ状態から復元できます。
criu ツールは Protocol Buffers に依存します。これは、構造化データをシリアル化するための、言語とプラットフォームに中立的な拡張性のあるメカニズムです。依存パッケージとなる protobuf と protobuf-c パッケージも Red Hat Enterprise Linux 7.2 にテクノロジープレビューとして導入されています。
Red Hat Enterprise Linux 7.4 では、criu パッケージがアップストリームバージョン 2.12 にアップグレードされ、バグ修正および拡張機能が数多く加えられています (BZ#1400230)
Kexec がテクノロジープレビューとして利用可能
kexec システムコールがテクノロジープレビューとして提供されています。このシステムコールを使用すると現在実行中のカーネルから別のカーネルを読み込んだり、起動したりすることが可能で、カーネル内のブートローダーとして機能します。通常のシステム起動中に実行されるハードウェアの初期化は kexec 起動中にはなされず、これで再起動にかかる時間が大幅に短縮されます。(BZ#1460849)
kexec fast reboot がテクノロジープレビューとして利用可能
今回の更新では
kexec fast reboot 機能がテクノロジープレビューとして追加され、再起動が大幅に速くなっています。この機能を使用するには、kexec カーネルを手動で読み込み、オペレーティングシステムを再起動する必要があります。kexec fast reboot は、デフォルトの再起動アクションにはできません。
特別なケースでは、
kexec fast reboot を Anaconda に使用する場合が挙げられます。この場合でも kexec fast reboot をデフォルトにすることはできませんが、Anaconda でこれを使用すると、インストール完了後にユーザーがカーネルを anaconda オプションで起動すると、オペレーティングシステムは自動的に kexec fast reboot を使用します。kexec 再起動をスケジュールするには、カーネルコマンドラインで inst.kexec コマンドを使用するか、Kickstart ファイルに reboot --kexec の行を追加します。(BZ#1464377)
柔軟なファイルレイアウトの NFSv4 pNFS クライアントを更新
NFSv4 クライアントでの柔軟なファイルレイアウトは、Red Hat Enterprise Linux 7.2 でテクノロジープレビューとして最初に導入されました。Red Hat Enterprise Linux 7.4 ではこの機能が更新されましたが、引き続きテクノロジープレビューとして提供されています。
NFSv4 の柔軟なファイルレイアウトは、中断のないファイルモビリティーやクライアント側のミラーリングなどの高度な機能を有効にし、データベース、ビッグデータ、仮想化のエリアのユーザビリティーを強化します。NFS の柔軟なファイルレイアウトについての詳細情報は、https://datatracker.ietf.org/doc/draft-ietf-nfsv4-flex-files/ を参照してください。(BZ#1349668)

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