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FUSE が
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第9章 ファイルシステム
autofs
が amd
形式のマップのブラウザオプションをサポート
sun 形式のマップのブラウザ機能は、automount 管理でマウント済みのディレクトリー一覧で利用可能な automount ポイントを表示します。これが
autofs
amd
形式のマップでも利用可能になりました。
対応するエントリーをマスターマップに追加せずに、
amd
で automount ポイントを設定する場合と同じ方法で、amd
形式マウントの autofs
設定にマウントポイントセクションを追加することができます。このため、共有しているマルチベンダー環境内で autofs
マスターマップに互換性のないマスターマップエントリーが混在することを避けることができます。
browsable_dirs
オプションは autofs
[ amd ]
設定セクションで使用するか、amd
マウントポイントセクションの後に使用することができます。amd タイプの auto
マップエントリーでの browsable
と utimeout
のマップオプションも使用することができます。
autofs
がマウントログエントリーの識別子を提供しログ検索が容易
盛況なサイトでは、マウント問題を調査する際に特定のマウント試行のログエントリーを識別することが難しい場合があります。ログが多くのアクティビティーを記録する場合、エントリーには他の同時マウントリクエストやアクティビティーが混在することがよくあります。今回の更新では、
autofs
設定でマウントリクエストログ識別子のログエントリーへの追加を有効にすると、特定のマウントリクエストのエントリーを簡単にフィルターすることができるようになりました。(BZ#1382093)
gfs2-utils がバージョン 3.1.10 にリベース
gfs2-utils パッケージがアップストリームバージョン 3.1.10 にアップグレードされ、バグ修正および拡張機能が数多く加えられています。特に以下が追加されています。
fsck.gfs2
コマンドの確認とパフォーマンス改善mkfs.gfs2
コマンドにおけるブロックデバイス geometry の余り処理が向上gfs2_edit savemeta
リーフチェーンブロック処理のバグ修正- カスタム関数ではなく
libuuid
ライブラリーが UUID を処理 - プロファイリング用の新
--enable-gprof
設定オプション - ドキュメントの改善 (BZ#1413684)
FUSE が lseek
コールの SEEK_HOLE
と SEEK_DATA
をサポート
今回の更新により、 Filesystem in Userspace (FUSE)
lseek
システムコールの SEEK_HOLE
および SEEK_DATA
機能が提供されています。これで FUSE lseek
を使用して、ファイルのオフセットをデータを格納しているファイル内の次の場所に SEEK_DATA
で、またはホールには SEEK_HOLE
で調節することができます。(BZ#1306396)
NFSoRDMA サーバーを完全サポート
NFS over RDMA (NFSoRDMA) サーバーはこれまでテクノロジープレビューとして提供されていましたが、Red Hat Enterprise Linux クライアントでアクセスする際には完全サポートとなりました。NFSoRDMA に関する詳細情報は、Red Hat Enterprise Linux 7 Storage Administration Guide の以下のセクションを参照してください。https://access.redhat.com/documentation/en-US/Red_Hat_Enterprise_Linux/7/html-single/Storage_Administration_Guide/index.html#nfs-rdma (BZ#1400501)
NFS サーバーが限定的コピーオフロードをサポート
NFS サーバー側のコピー機能を使用すると、NFS クライアントはネットワークを使用してデータをやり取りせずに、同一の NFS サーバー上の同一ファイルシステムに格納されている 2 つのファイル間でファイルデータをコピーできます。NFS プロトコルを使用すると異なるファイルシステム間やサーバー間でのコピーは可能ですが、Red Hat Enterprise Linux 実装では現在、このような操作はサポートしていないことに注意してください。(BZ#1356122)
Security Enhanced Linux (SELinux) の GFS2 ファイルシステムでの使用をサポート
SELinux の GFS2 ファイルシステムでの使用がサポートされるようになりました。GFS2 での SELinux の使用はパフォーマンスペナルティーを少し発生させるので、SELinux が enforcing モードのシステムでは GFS2 でのSELinux の使用を選択しないこともあります。この設定についての詳細は、https://access.redhat.com/documentation/en-US/Red_Hat_Enterprise_Linux/7/html/Global_File_System_2/index.html を参照してください。(BZ#437984)
NFSoRDMA クライアントおよびサーバーが Kerberos 認証に対応
今回の更新では NFS over RDMA (NFSoRDMA) クライアントおよびサーバーの Kerberos 認証サポートが追加され、NFSoRDMA 機能で krb5、krb5i、および krb5p 認証が使用できるようになりました。これは各リモートプロシージャコール (RPC) 処理の安全な認証に使用できます。NFSoRDMA での Kerberos の使用には、1.3.0-0.36 以上の nfs-utils パッケージのインストールが必要になることに注意してください。(BZ#1401797)
rpc.idmapd
が DNS からの NFSv4 ID ドメイン取得をサポート
ID マッピングに使用する NFS ドメイン名が DNS から取得できるようになりました。
Domain
変数が /etc/idmapd.conf
ファイルで設定されていないと、DNS に対して _nfsv4idmapdomain
テキストレコードの検索がクエリされます。値が見つかると、NFS ドメインとして使用されます。
以下の方法でレコードを定義できます。
;; NFSv4 domain (for idmapping). See Sun doc 819-1634 and ;; http://tools.ietf.org/html/draft-mesta-nfsv4-domain-01.html _nfsv4idmapdomain IN TXT "dicksonnet.net".
(BZ#980925)
NFSv4.1 がデフォルトの NFS マウントプロトコル
これまでは、NFSv4.0 がデフォルトの NFS マウントプロトコルでした。NFSv4.1 ではセッション、pNFS、パラレル OPEN、セッション省略などの大幅な改善がなされています。今回の更新で NFSv4.1 がデフォルトの NFS マウントプロトコルになっています。
既にマウントプロトコルのマイナーバージョンを指定している場合は、今回の更新で動作が変更されることはありません。サーバーが NFSv4.1 に対応しており、NFSv4 を特定のマイナーバージョンなしで指定した場合に動作が変更されます。お使いのサーバーが NFSv4.0 しかサポートしていない場合は、マウントは NFSv4.0 マウントのままになります。以下でマイナーバージョンとして
0
を指定すると、元の動作を維持できます。
- マウントコマンドライン
/etc/fstab
ファイル/etc/nfsmount.conf
ファイル (BZ#1375259)
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