第49章 ストレージ

クラスター内で RAID にシンプロビジョニングを加えた場合のサポートがない

RAID 論理ボリュームとシンプロビジョニングされた論理ボリュームはクラスター内でそれぞれ別にアクティブにされると使用が可能ですが、クラスター内では RAID にシンプロビジョニングを加えた場合は、サポートされていません。これは、この組み合わせが別々にアクティベートされても変わりません。現時点では、この組み合わせがサポートされるのは、LVM の単一マシンの非クラスター化されたモードのみになります (BZ#1014758)。

LVM または md デバイスに以前のインストールからのメタデータがある場合に Anaconda インストールが失敗する

マルチパス化するディスクが既に以前のインストールからの LVM または md メタデータで起動してしまっているマシンで Red Hat Enetrprise Linux 7 をインストールすると、そのインストール中に Anaconda が起動する間にマルチパスはそのデバイスでは設定されず、LVM/md がパスデバイスのいずれかで設定されます。これは Anaconda で問題となり、インストールが失敗します。この問題を回避するには、インストールのために起動する際に mpath.wwid=<WWID> をカーネルコマンドラインに追加します。ここでの <WWID> は、マルチパスを設定するデバイスの wwid になります。この値は scsi デバイスの ID_SERIAL udev データベースの値および DASD デバイスの ID_UID と同じものになります。(BZ#1378714)