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新たな天気サービス
第8章 デスクトップ
新パッケージ: pidgin および pidgin-sipe
今回の更新で以下が追加されています。
pidginインスタントメッセージクライアント。これはオフレコ (OTR) メッセージと Microsoft Lync インスタントメッセージアプリケーションに対応しています。pidgin-sipeプラグイン。これには、Lync サポートを実装するバックエンドコードが含まれています。
Microsoft Lync の使用には、アプリケーションとプラグインの両方が必要になります (BZ#1066457、BZ#1297461)。
スクロールホイールの増加が GNOME 端末で設定可能
今回の更新で _gnome-terminal パッケージがアップグレードされ、スクロールホイール設定が GNOME 端末で設定可能となりました。スクロールの設定にはチェックボタンとスピンボタンが含まれ、これらを使用することで動的または固定スクロール増加を選択できます。デフォルトのオプションは動的スクロール増分となっており、これは表示される行数に基づいています (BZ#1103380)。
Vinagre ユーザー体験の改善
Vinagre リモートデスクトップビューアーで以下のユーザー体験機能拡張が導入されています。
- 最小化ボタンが全画面ツールバーで利用でき、カスタムオプションに容易にアクセスできます。
- Remote Desktop Protocol (RDP) セッションを拡大することができます。接続ダイアログでセッションサイズを設定できます。
- リモートの認証情報を安全に保存および取得するためにシークレットサービスを使用することができます (BZ#1291275)。
端末タブまたはウィンドウのタイトルのカスタマイズ
今回の更新で、
gnome-terminal 内の端末ウィンドウまたはタブのタイトルをカスタマイズできるようになっています。タイトルは、gnome-terminal ユーザーインターフェースで直接変更できます (BZ#1296110)。
タブおよびウィンドウを開く個別のメニューアイテム
今回の更新で、
gnome-terminal でタブおよびウィンドウを開く個別のメニューアイテムが復元されました。キーボードのショートカットを知らなくても、タブやウィンドウを簡単に開くことができます (BZ#1300826)。
Qt アプリケーションでのネイティブ Gnome/GTK+ ルック
これまでは、デフォルトの Qt スタイルは Qt アプリケーションで一貫性を提供しておらず、これらのアプリケーションが Gnome デスクトップに適合しないという問題がありました。新たな
adwaita-qt スタイルでは、Qt アプリケーションと GTK+ アプリケーションの見た目の違いは最小限になっています (BZ#1306307)。
rhythmbox がバージョン 3.3.1 にリベース
Rhythmbox は、GNOME のデフォルトのミュージックプレーヤーです。簡単に使用でき、プレイリストやポッドキャスト再生、オーディオストリーミングなどの機能があります。rhythmbox パッケージはアップグレードバージョン 3.3.1 にアップグレードされました。主な変更点は以下の通りです。
- Android デバイスのサポートが改善
- 新規タスクの進捗状況をトラックリストの下に表示
- composer、disc、および track total のタグをサポート
- 再生コントロールとソースリストで新スタイル
- 各種警告と予期しない終了エラーにおけるバグを修正 (BZ#1298233)
libreoffice がバージョン 5.0.6.2 にリベース
libreoffice パッケージがアップストリームバージョン 5.0.6.2 にアップグレードされました。バグ修正および以下のような機能拡張が加えられています。
- ステータスバーと各種サイドバーのデッキが改善されています。
- 各種ツールバーとコンテキストメニューをクリーンアップまたは使いやすく再配置しました。
- カラーセクターを改変
- 新規テンプレートを作成
- テンプレートが Start Center に直接表示され、そこから選択できます。
- libreoffice で、ドキュメントが読み取り専用モードで開かれると、これが情報バーで視覚的に表示されます。
- 非推奨の NPAPI を使用して特定ウェブブラウザに libreoffice が組み込まれる可能性を削除しました。
- libreoffice から直接、SharePoint 2010 と 2013 および OneDrive を接続することが可能になりました。
- 数式の直接値への変換、マスタードキュメントのテンプレート、Adobe Swatch Exchange カラーパレットの
.ase形式での読み取り、Adobe PageMaker ドキュメントのインポート、デジタル署名の PDF ファイルのエクスポートをサポートしています。 - A:A または 1:1 表記法を使用した行または列全体への参照を指定することが可能になりました。
- Microsoft Office ドキュメント形式との相互互換性が改善。
今回のアップグレードで提供されるバグ修正および機能拡張の全一覧については、https://wiki.documentfoundation.org/ReleaseNotes/4.4 および https://wiki.documentfoundation.org/ReleaseNotes/5.0 を参照して下さい (BZ#1290148)。
Windows Server 2012 R2、Windows 10、および Windows 8.1 を GNOME boxes がサポート
GNOME boxes が Windows Server 2012 R2、Windows 10、および Windows 8.1 での仮想マシンの作成をサポートしています (BZ#1257865、BZ#1257867、BZ#1267869)。
vmware が VMware Workstation 12 での 3D アクセラレーションをサポート
これまでは、Red Hat Enterprise Linux の
vmware グラフィックドライバーは、VMware Workstation 12 仮想マシン (VM) での 3D アクセラレーションをサポートしていませんでした。このため、GNOME デスクトップのレンダリングは、GPU ではなくホストの CPU で実行されていました。このドライバーが今回の更新で VMware Workstation 12 仮想グラフィックアダプターに対応するようになっています。この結果、GNOME デスクトップは 3D アクセラレーションを使用してレンダリングが行われています (BZ#1263120)。
libdvdnav がバージョン 5.0.3 にリベース
libdvdnav ライブラリーを使用すると、どのオペレーティングシステムでも DVD メニュー内の移動が可能になります。この libdvdnav パッケージがバージョン 5.0.3 にアップグレードされました。主な変更点は以下の通りです。
- メニューなし DVD のバグを修正。
- マルチアングル DVD の再生問題を修正。
- DVD ドライブで設定されている地域以外からの DVD を再生した際に発生する予期しない終了を修正。
- 特定の DVD を読み込み中に発生するメモリーバグを修正 (BZ#1068814)。
GIMP がバージョン 2.8.16 にリベース
GNU Image Manipulation Program (GIMP) がバージョン 2.8.16 にアップグレードされ、バク修正と機能拡張が追加されました。主な変更点は以下の通りです。
Core:
- XCF ファイルの読み込みがより強固になりました。
- XCF ファイルの書き込み時のパフォーマンスと動作が改善しました。
GUI:
- ウィジェットの方向が GUI の言語セットの方向と自動的に一致
- タグのスクロールエリアを拡大
- ドラッグ&ドロップ (DND) ホバリングによるドックタブの切替を修正
- 1 つのドッキング可能内におけるイメージ間で DND が機能
- ダイアログの保存で予期しない終了問題を解決
プラグイン:
- script-fu サーバーのセキュリティーを改善
- BMP 形式でのファイルの読み取りおよび書き込みを修正
- PDF プラグインのフォントのエクスポートを修正
- OpenRaster ファイルでの階層グループをサポート
- 階層グループでの PSD ファイルの読み込みを修正 (BZ#1298226)。
gimp-help がバージョン 2.8.2 にリベース
gimp-help パッケージがアップストリームバージョン 2.8.2 にアップグレードされ、バグ修正と機能拡張が追加されました。特に、ポルトガル語 (ブラジル) への完全な翻訳が実装されています (BZ#1370595)。
Qt5 を Red Hat Enterprise Linux 7 に追加
Qt ライブラリー (Qt5) の新バージョンが Red Hat Enterprise Linux 7 に追加されました。このバージョンの Qt は、これまではなかったモバイルデバイスのサポートや開発者向けの多くの機能を提供します (BZ#1272603)。
system-config-language で新しい言語設定時に UI メッセージが改善
これまでは、
言語 グラフィックツール (system-config-language パッケージ) にインストールする新たな言語を選択しても、選択された言語グループが利用可能ではなく、表示されるエラーメッセージが明確ではありませんでした。例えば、 イタリア語 (スイス) を選択すると、以下のメッセージが表示されていました。
Due to comps cleanup italian-support group got removed and no longer exists. Therefore only setting the default system language
今回の更新でメッセージが以下のように変更されています。
Due to comps cleanup, italian-support group no longer exists and its language packages will not be installed. Therefore only setting Italian as the default system language.
このメッセージは、新パッケージをインストールせずに新しい言語が有効にされたことを意味しています。次回の再起動後に、システムは選択された言語で起動します (BZ#1328068)。
新パッケージ: pavucontrol
今回の更新では pavucontrol パッケージが追加されました。これには PulseAudio サウンドサーバー向けの GTK ベースの音量調節アプリケーションである PulseAudio Volume Control が含まれています。このアプリケーションを使用すると、異なるオーディオストリームをヘッドフォンやスピーカーなど異なる出力デバイスに送信することができます。デフォルトのオーディオ制御パネルはすべてのオーディオストリームを 1 つの出力デバイスに送信するので、個別のルーティングはできません (BZ#1210846)。
libdvdread がバージョン 5.0.3 にリベース
libdvdread パッケージがバージョン 5.0.3 にリベースされました。主な変更点は以下の通りです。
- 多くのクラッシュ、アサーション、および破損を修正
- C++ アプリケーションでのコンパイルを修正
- .MAP ファイルを再マップする未使用の機能を削除
dvdnavminiライブラリーを削除DVDOpenStreamAPI を追加
API が変更されたため、.so バージョンも変更されました。libdvdread に依存するサードパーティーソフトウェアを新バージョンに対して再コンパイルする必要があります (BZ#1326238)。
新たな天気サービス gnome-weather
これまでは、
gnome-weather アプリケーションは National Oceanic and Atmospheric Administration (NOAA) が提供する METAR サービスを使用していましたが、NOAA は METAR サービスの提供を停止しました。今回の更新では Aviation Weather Center (AWC) が提供する新たな METAR サービスが導入され、gnome-weather は期待通りに機能します (BZ#1371550)。
libosinfo がバージョン 0.3.0 にリベース
libosinfo パッケージがバージョン 0.3.0 に更新されました。主な変更点は、Red Hat Enterprise Linux および Ubuntu の最近の数バージョンにおけるオペレーティングシステムデータが改善され、メモリー漏洩が修正されました (BZ#1282919)。

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