第35章 仮想化

SMEP および SMAP のビットがマスクされ、第 2 の仮想 CPU が有効になる

以前のリリースでは、ホストで Supervisor Mode Execution Protection (SMEP) または Supervisor Mode Access Protection (SMAP) をサポートする Extended Page Table (EPT) を無効にすると、ゲストは 1 つの仮想 CPU に制限されていました。今回の更新により、必要な場合にホスト側で SMEP および SMAP のビットがマスクされるようになったため、第 2 の仮想 CPU が起動して、ゲスト仮想マシンで使用できるようになりました (BZ#1273807)。

日本語ロケールの Force Reset のメニューエントリーが正しく翻訳された

以前のバージョンでは、日本語ロケールの仮想マシンマネージャーで Force Reset のメニューエントリーが間違って翻訳されていました。今回の更新では、Force Reset メニューエントリーは正しく翻訳されています (BZ#1282276)。

KSM 重複排除率が制限された

以前のリリースでは、Kernel Samepage Merging (KSM) の重複廃除率は明示的に制限されていなかったため、Red Hat Enterprise Linux ホストでパフォーマンスの問題が発生したり、ワークロードが高い場合には応答しない状態となっていました。今回の更新で KSM の重複排除率は制限され、KSM ページに関連した仮想メモリーの操作でそのような問題は発生しなくなりました (BZ#1298618)

streamOptimized サブフォーマットの VMDK イメージが受け入れられる

以前のリリースでは、qemu-img ツールによって作成された streamOptimized サブフォーマットの仮想マシンディスク (VMDK) イメージは、バージョン番号が低すぎたため、Elastic Sky X (ESX) サービスにより拒否されていました。今回の更新により、streamOptimized VMDK イメージのサブフォーマット番号が自動的に高くなるようになったため、VMDK イメージが ESX サービスに受け入れられるようになりました (BZ#1299116)。

streamOptimized サブフォーマットを使用した VMDK イメージのデータレイアウトが正しくない

以前のリリースでは、qemu-img ツールで作成された streamOptimized サブフォーマットを使用する仮想マシンディスク (VMDK) イメージのデータレイアウトは正しくありませんでした。このため、ESX サーバーにインポートした場合に VMDK イメージはブートできませんでした。今回の更新により、このイメージは有効な VMDK streamOptimized イメージに変換されるようになり、VMDK イメージはブート可能となりました (BZ#1299250)。

blockcopy--pivot オプションを指定しても失敗しない

以前のリリースでは、--pivot オプションを指定すると、blockcopy で必ずエラーが発生していました。今回のリリースでは、この問題を防ぐように、libvirt パッケージが更新されました。blockcopy--pivot オプションを指定して実行できるようになりました (BZ#1197592)。

virt-v2v 変換後のゲストのディスプレイの問題が修正された

以前のリリースでは、 virt-v2v ユーティリティーを使用して変換されたゲストのビデオカード設定が無視されていたため、ディスプレイでさまざまな問題が発生していました。今回の更新により、virt-v2v が変換されたゲストの libvirt XML ファイルを適切に生成するようになったため、ビデオカードの設定は保持され、ゲストは変換後にグラフィカル機能をフル活用できるようになりました (BZ#1225789)。

MSR_TSC_AUX の移行が適切に機能する

以前のリリースでは、ゲストのマイグレーション中に、MSR_TSC_AUX ファイルの内容が正しく移行されない場合がありました。そのため、マイグレーションの終了後にゲストが予期せず終了していました。今回の更新では、MSR_TSC_AUX の内容が想定どおりに移行されるようになり、そのようなクラッシュは発生しなくなりました (BZ#1265427)。

Windows ゲスト仮想マシンの情報がドキュメントから削除された

今回の更新で、Windows ゲスト仮想マシンへの言及はすべてドキュメントから削除されました。この情報は、次のリンクのナレッジベースの記事に移行しました: https://access.redhat.com/articles/2470791 (BZ#1262007)。

SELinux と libguestfs-python を使用している場合でも、 virt-manager でのゲストディスクへのアクセスが適切に機能する

今回の更新の以前は、ホストマシンに libguestfs-python パッケージがインストールされて、SELinux が有効に設定されている場合には、virt-manager インターフェースを使用してゲストディスクにアクセスすると I/O エラーが発生していました。今回の更新により、virt-managerlibguestfs ライブラリーが同じ libvirt 接続を共有するようになり、そのようなエラーは発生しなくなりました (BZ#1173695)。

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