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ドライバーディスクを読み込むための
Red Hat Enterprise Linux 6 に有効なキックスタートファイルが
インストール後に
キックスタートファイルで
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第29章 インストールと起動
ast
モジュールを使用するグラフィックカードをインストール時に使用できる
インストールシステムに
ast
モジュールの依存関係が欠けていたので、このモジュールに依存するグラフィックカードは Red Hat Enterprise Linux 7 のインストール時に使用できませんでしたが、これらの依存関係は追加されました (BZ#1272658)。
無効な、またはサポートされていないパーティションテーブルが含まれるディスク上でもインストールができる
以前のリリースでは、パーティションテーブルが破損しているか、サポートされていないディスク上に Red Hat Enterprise Linux 7 をインストールしようとすると、多くの場合ディスクへの書き込みを試行する際にインストールは失敗していました。無効なパーティションテーブルやサポートされていないパーティションテーブルを削除するサポートが追加され、このようなパーティションテーブルが含まれるディスクでインストールができるようになりました (BZ#1266199)。
ドライバーディスクを読み込むための inst.dd
オプションが複数サポートされる
inst.dd
オプションをベースにドライバーディスクを読み込むジョブは、一意のオプションを使用してスケジューリングされていました。複数の inst.dd
ソースがブートオプションとして指定されると、実際には最後のオプションのみが読み込まれ、適用されていました。今回の更新では、このジョブは一意とは呼ばれなくなり、複数の inst.dd
ブートオプションを指定して、異なるソースから複数のドライバー更新イメージを使用してドライバーを提供できるようになりました (BZ#1268792)。
インストール時のサブスクリプションマネージャーの画面にヘルプを追加
インストーラーに内蔵されているヘルプシステムに、サブスクリプションマネージャー画面の情報が追加されました (BZ#1260071)。
初期設定
ユーティリティーが正しく起動される
initial-setup-text
サービスと initial-setup-graphical
サービスが競合してしまうため、初期設定
ユーティリティーのインターフェースが不正に起動することがありました。これらの 2 つのサービスは initial-setup
という 1 つのサービスに統合されました。元のサービスは互換性を保つために依然として利用できますが、デフォルトでは使用されなくなったので、インターフェースが正しく表示されるようになりました (BZ#1249598)。
IPv6 を使用した VNC インストールが正しく機能する
IPv6 アドレスの処理中のエラーが原因で、IPv6 アドレス検索が失敗していました。そのため、IPv6 を使用して VNC 経由でインストールすることができませんでしたが、この問題は修正されました (BZ#1267872)。
インストール時に使用される HyperPAV エイリアスがインストール先のシステムで利用できる
以前のリリースでは、インストール時に有効になる HyperPAV エイリアスがインストール先のシステムで正しく設定されませんでした。HyperPAV の処理が向上され、インストール時に使用される HyperPAV エイリアスがインストール先のシステムで自動的に設定されるようになりました (BZ#1031589)。
カスタムパーティション設定でのエラーが正しく検出される
以前のリリースでは、カスタムパーティション設定でのエラーはユーザーに正しく表示されず、無効なカスタムパーティション設定でインストールが続行できたため予期せぬ動作が発生する原因となっていました。この問題は修正され、カスタムパーティション設定のエラーが正しくユーザーに報告され、インストールを続行する前に調節できるようになりました (BZ#1269195)。
インストール時に設定された静的なルートがインストール先のシステムで自動的に設定される
以前のリリースでは、静的ルートの設定ファイルはインストール環境からインストール先のシステムにコピーされなかったため、インストール中の静的ルートの設定はインストール完了後に失われていました。これらのファイルはコピーされ、インストール中の静的ルートは自動的にインストール先のシステムに設定されるようになりました (BZ#1255801)。
grub2-mkconfig
ユーティリティーで特定の grubby
設定変数が受け入れられる
以前のリリースでは、
grubby
により、特に debug
エントリーなどのエントリーが grub
設定ファイルに追加された場合に、grub2-mkconfig
は再実行時にこれらのエントリーの認識、複製に失敗していました。今回の更新では、/etc/sysconfig/kernel
で MAKEDEBUG=yes
と指定した場合に grub2-mkconfig
は新しい grubby
設定エントリーを複製するようになりました (BZ#1226325)。
GRUB2
がカーネルと redhat-release-* のアップグレード時に正しく設定される
以前のリリースでは、redhat-release-* パッケージとカーネルパッケージが同じ
Yum
のトランザクションに含まれている場合に、GRUB2
のブートローダーは間違って再設定されたために、GRUB2
は新規インストールされたカーネルの起動に失敗していました。今回の更新では、GRUB2
は正しく再設定され、このような場合に新規カーネルを起動できるようになりました (BZ#1289314)。
Red Hat Enterprise Linux 6 に有効なキックスタートファイルが ksvalidator
により正しく認識される
以前のリリースでは、Red Hat Enterprise Linux 6 向けに作成されたキックスタートファイルで
--reserved-percent
オプションを指定して logvol
コマンドを使用している場合に、ksvalidator
ユーティリティーでこのキックスタートを検証すると、--reserved-percent
は有効なオプションではないとのメッセージが ksvalidator
により返されていましたが、この問題は修正されました (BZ#1290244)。
Anaconda
が iSCSI デバイスの追加時にクラッシュしない
以前のリリースでは、
ストレージ
の画面の ディスクの追加
オプションで特定の iSCSI デバイスを追加しようとすると、Anaconda
インストーラーは予期せず中断されました。この問題は修正されました (BZ#1255280)。
Anaconda
インストーラーで、問題のあるディスクを正しく調整できる
以前のリリースでは、Red Hat Enterprise Linux 7 のインストール時にディスクの選択で問題が発生した場合に、インストールが開始されたからエラーが表示されたためにインストールの失敗の原因となっていました。今回の更新では、正しいタイミングで警告が表示され、インストール続行前にディスクの選択肢を調整できるようになりました (BZ#1265330)。
anaconda-user-help パッケージが正しくアップグレードされる
Red Hat Enterprise Linux 7.1 からアップグレードする際に、anaconda-user-help パッケージが正しくアップグレードされませんでした。この問題は修正され、パッケージが正しくアップグレードされるようになりました (BZ#1275285)。
/boot
としてさまざまなパーティションを使用可能
以前のリリースでは、GRUB2 ブートローダーは 8 ビットのノードデバイスのミラー番号のみをサポートしていたため、ミラー番号が
255
以上のデバイスノード上でのブートローダーのインストールに失敗していました。有効な Linux デバイスノードのミラー番号がすべてサポートされるようになったので、/boot
パーティションとしてより多種のパーティションが使用できるようになりました (BZ#1279599)。
systemd
の /
文字が正しくエスケープされないためにシステムの起動ができなくなる問題が解消
以前のリリースでは、
systemd
により初期 RAM ディスク (initrd) の LABEL=/
オプションが正しく処理されなかったために、ラベルが見つからず、root パーティションの LABEL に /
文字が含まれている場合にシステムが起動に失敗していました。今回の更新では、/
は上記の状況で正しくエスケープされ、システムが起動に失敗しなくなりました。Red Hat Enterprise Linux の新しいマイナーバージョンに更新すると、カーネルが更新されて initrd
が再構築されます。また、dracut -f
コマンドを実行しても、initrd
を再構築することができます (BZ#1306126)。
/boot
パーティションのデフォルトサイズが 1 GB
Red Hat Enterprise Linux 7 の以前のリリースでは、
/boot
パーティションのデフォルトサイズは 500 MB に設定されていました。これが原因で、システムに複数のカーネルがあり、kernel-debuginfo などの追加のパッケージがインストールされている場合に問題が発生する可能性がありました。このような状況では、/boot
パーティションがいっぱいになるか、ほぼいっぱいになるため、システムのアップグレードができなくなり、追加の空き容量を増やすために手動でクリーンアップする必要がありました。
Red Hat Enterprise Linux 7.3 では
/boot
パーティションのデフォルトのサイズは 1 GB に増え、これらの問題は新規インストールしたシステムでは発生しなくなりました。以前のバージョンをインストールしたシステムで /boot
パーティションのリサイズを行わない場合には、依然としてアップグレードの際に手動でクリーンアップする必要があります (BZ#1369837)。
インストール後に biosboot
および prepboot
がキックスタートファイルに追加される
キックスタートファイルに
biosboot
または prepboot
パーティションの作成指示が含まれている場合には、Blivet モジュールではキックスタートデータに含まれるこの情報が渡されなかったために、キックスタートのインストール後に、新規インストールされたシステム上のキックスタートファイルには biosboot
と prepboot
パーティションを作成するオプションが含まれず、他のシステムで正常に再利用することができませんでした。今回の更新では、キックスタートの出力に予想通りにこれらのオプションが含まれており、他のシステム上でこのキックスタートファイルを使用して biosboot
や prepboot
のパーティションを作成できるようになりました (BZ#1242666)。
os-prober
ではブートローダー設定のデバイスマッパーのエイリアス名が使用される
以前のリリースでは、
os-prober
コンポーネントはブートローダー設定で数字のデバイスマッパーデバイスを使用していました。リブートした後にはインストーラーのディスクイメージがマウントされず、数字が変更されてしまい、ブートエントリーが使用不可になっていました。そのため、1 台のマシンに 2 つの Red Hat Enterprise Linux がインストールされている場合には、1 つの Red Hat Enterprise Linux が起動に失敗していました。この問題を修正するために、os-prober
は直接列挙のデバイスマッパー名ではなく、デバイスマッパーのエイリアス名を使用するようになりました。エイリアス名のほうが安定性があるので、上記の状況においてブートエントリーも予想通りに機能するようになりました (BZ#1300262)。
IBM z Systems のインストールで正しいキックスタートファイルが生成される
以前のリリースでは、
anaconda-ks.cfg
ファイルはシステムのインストール中に生成されるキックスタートファイルで、インストールプロセス中に選択されたものがすべて含まれており、IBM z Systems DASDs にインストール際にはディスクサイズは小数点で表示されていました。ディスクサイズを指定する際には整数しか受け入れられないために、この問題が原因でキックスタートファイルが無効になり、ユーザーはインストールをもう一度行うにはファイルを手動で編集してからしか使用できませんでした。この問題は修正され、IBM z Systems でのインストール中に生成されたキックスタートファイルを以降のインストールでも編集せずに使用できるようになりました (BZ#1257997)。
テキストベースのインストール中に DASDs のフォーマットが正しく機能する
以前のリリースでは、バグにより、テキストベースのインストール中に DASDs が正しくフォーマットされず、フォーマットされなかった DASDs や不正にフォーマットされた DASDs を使用前に手動でフォーマットし直す必要がありました。この問題は修正され、インストーラーはテキストベースのインストールを実行している場合にも DASDs をフォーマットできるようになりました (BZ#1259437)。
初期設定で正しいウィンドのタイトルが表示される
初期設定ツールは、インストール後に初めて再起動すると自動的に表示され、ネットワーク接続やシステム登録ができるものです。以前のリリースでは、このウィンドウタイトルに
__main__.py
という文字列が誤って表示されていましたが、今回の更新ではこの問題は修正されています (BZ#1267203)。
キックスタートファイルで %packages --nobase --nocore
を使用した場合に、インストールが失敗しない
以前のリリースでは、キックスタートファイルに
%packages
セクションが含まれていて --nobase
と --nocore
のオプションを同時に指定すると、yum-langpacks パッケージがないため、トレースバックメッセージが出てインストールが失敗していました。このパッケージが利用できるようになり、上記の問題は発生しなくなりました (BZ#1271766)。
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