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第27章 ファイルシステム
quota RPC サービスが利用できる
nfs-utils パッケージのアップグレード後、これまでは quota RPC (Remote Procedure Call) サービスを開始した後にシステムで nfs-rquotad.service systemd サービスが利用できませんでした。このバグを修正するため、quota パッケージにネットワーク上でディスククォータをクエリーおよび設定できる新しい rpc-rquotad.service *systemd* サービスが追加されました。このサービスは /etc/sysconfig/rpc-rquotad ファイルで設定できます。さらに、以前のバージョンとの互換性を維持するため nfs-rquotad サービスエイリアスも提供されます。これにより、このような状況で想定どおり quota RPC サービスを Red Hat Enterprise Linux 7 で利用できるようになりました (BZ#1207239)。
repquota がローカルの passwd データベースで定義されていないユーザーのクォータを報告
一部のユーザーが LDAP ディレクトリーのみで定義されている場合に XFS ファイルシステム上で
repquota ツールを使用してすべてのユーザーのクォータを表示すると、これまではローカルの passwd データベースに定義されていないユーザーのクォータが repquota によって報告されませんでした。今回の更新では、新しいカーネルインターフェースと Q_GETNEXTQUOTA および Q_XGETNEXTQUOTA クォータ IOCTL コマンドを使用してファイルシステムに保存されたすべてのクォータエントリーを取得するようになりました。この方法では、すべてのユーザーアカウントを列挙する必要がなく、ローカルシステムが認識しないユーザーに対しても動作します。その結果、ユーザーアカウントがリモート LDAP サーバーから取得されたり、SSSD (System Security Services Daemon) がユーザーアカウントをキャッシュしても、repquota がすべてのユーザーのクォータを報告するようになりました (BZ#1305968)。
quota が正しく猶予期間を報告
以前のリリースでは、現ユーザーのソフトクォータの制限を超え、
quota ツールが NFS がマウントされたファイルシステムの猶予期間を表示し、猶予クォータ期間がすでに期限切れであると整数型が誤って解釈されました。そのため quota コマンドは none ではなく、多くの日数を誤って報告しました。今回の更新で、ネットワーク上で猶予期間を転送するために使用される整数型が正しく解釈されるようになりました。さらに、今回の更新では、CPU のワードサイズが異なる NFS サーバーとクライアント間で相互運用性を維持するために、可能な値の範囲を 32 ビットの署名された整数境界に制限します。これにより、quota ツールがサーバー時間からの差の範囲が -2^31+1 から 2^31 秒である猶予期間を適切に報告するようになりました。低い値は期限切れとして報告され、高い値は差が適切な範囲内であるまで変更されない最大可能期間として報告されます (BZ#1072858)。
cifs.idmap が SID を UID にマップ
以前のリリースでは、
cifs.idmap ツールは Red Hat Enterprise Linux 7 で SID を UDI にマップできませんでした。そのため、cifs.idmap を使用して所有権を AD (Active Directory) からユーザー名またはグループ名にマップできませんでした。makefile が変更され、マッピングが動作するよう正しいビルドオプションが表示されたことを確認するようになりました。その結果、cifs.idmap のマッピングが想定どおり動作するようになりました (BZ#1289454)。
cifs-utils がバージョン 6.2 にリベース
cifs-utils パッケージがアップストリームバージョン 6.2 にアップブレードされ、旧バージョンのバグが多く修正されました。以下のバグ修正が含まれています。
- 不必要な
libwbclientのリンクが発生しないようになりました。 - マウントの 2 度目の試行で
orig_devを大文字にします。 mtab.cにpaths.hが含まれました。- man ページで
backupuidとbackupgidの使用が明確になりました。 x-*マウントオプションが追加されました (BZ#1351618)。

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