第31章 全般的な更新

TAB キーはデフォルトで $PWD を展開しない

Red Hat Enterprise Linux 6 で CLI を使用する場合は、TAB キーを押すと、$PWD/ が現行ディレクトリーに展開されました。Red Hat Enterprise Linux 7 では、CLI での動作が同じではありません。ユーザーは以下の行を $HOME/.bash_profile ファイルに追加してこの動作を実行できます。
if ((BASH_VERSINFO[0] >= 4)) && ((BASH_VERSINFO[1] >= 2)); then
    shopt -s direxpand
fi

Red Hat Enterprise Linux 6 からのアップグレードが IBM Power Systems で失敗する可能性

yaboot ブートローダーのバグが原因で Red Hat Enterprise Linux 6 から Red Hat Enterprise Linux 7 へのアップグレードが、IBM Power Systems サーバーでは Unknown or corrupt filesystem のエラーが出て失敗する可能性があります。
この問題は通常、yaboot.conf 設定ファイルの場所が間違っているために発生します。このファイルが存在しかつ有効で、標準の (LVM 以外の) /boot パーティションにあることを確認してください。

/etc/os-release ファイルの情報がシステムアップグレード後に古いものになっている

次のマイナーリリースにアップグレード (例えば、Red Hat Enterprise Linux 7.1 から 7.2) しても、/etc/os-release ファイルは新たな製品番号で更新されません。このファイルは以前のリリース番号のままになり、os-release.rpmnew という名前の新たなファイルが /etc ディレクトリーに配置されます。
/etc/os-release ファイルを最新状態に保つ必要がある場合は、/etc/os-release.rpmnew で置き換えます。