Red Hat Training
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12.3. cockpit での有効化
Red Hat Enterprise Linux Atomic Host 7.1.5 および Red Hat Enterprise Linux 7.1 には、以下の更新が含まれています。
- Cockpit Web サービス が特権コンテナーとして利用できるようになりました。これにより、cockpit-ws パッケージをインストールできない Red Hat Enterprise Linux Atomic Host などのシステムで Cockpit を実行できますが、Cockpit のその他の前提条件が含まれています。この特権コンテナーを使用するには、以下のコマンドを使用します。
$ sudo atomic run rhel7/cockpit-ws
- Cockpit には、Cockpit Web サービスの単一インスタンスを使用して他のホストにアクセスできる機能が追加されました。これは、ユーザーが 1 つのマシンだけにアクセスできる場合や、Cockpit Web サービスがインストールされていない他のホストを管理する場合に役立ちます。他のホストには、cockpit-bridge パッケージおよび cockpit-shell パッケージがインストールされている必要があります。
- 特定のユーザーおよびシステムに承認された SSH キーは、Administrator Accounts セクションを使用して設定できるようになりました。
- Cockpit は新しい
ストレージ
システム API を使用して、ディスクおよびファイルシステムを設定および監視するようになりました。
Red Hat Enterprise Linux Atomic Host 7.1.2 および Red Hat Enterprise Linux 7.1 には、以下の更新が含まれています。
- libssh - クライアントおよびサーバー側で SSHv1 および SSHv2 プロトコルを実装するマルチプラットフォーム C ライブラリー。これは、プログラムをリモートで実行し、ファイルを転送したり、リモートプログラムにセキュアで透過的なトンネルを使用したりするために使用できます。Secure FTP の実装により、リモートファイルの管理が容易になります。
- cockpit-ws: cockpit-ws パッケージには、ブラウザーアプリケーションと
cockpitd
などのさまざまな設定ツールおよびサービス間の通信に使用される Web サーバーコンポーネントが含まれます。cockpit-ws はシステムの起動時に自動的に起動します。cockpit-ws パッケージは、Red Hat Enterprise Linux 7.1 にのみ含まれています。