6.2. virt-install を使用したゲストの作成

コマンドラインから virt-install コマンドを使用してゲスト仮想マシンを作成することができます。 virt-install は、対話形式で、または仮想マシンの自動作成するスクリプトの一部として使用されます。virt-install をキックスタートファイルと共に使用すると、仮想マシンの無人インストールが可能になります。
virt-install ツールは、コマンドラインで使用可能な数多くのオプションを提供します。オプションのリストすべてを表示するには、以下のコマンドを実行します。
# virt-install --help
virt-install コマンドが正しく完了するには、root 権限が必要となります。virt-install の man ページも、各コマンドのオプションと重要な変数について記載しています。
qemu-img は、virt-install の前にストレージオプションを設定するために使用可能な関連コマンドです。
--graphics は重要なオプションで、仮想マシンのグラフィカルインストールを可能にします。

例6.1 virt-install を使用した Red Hat Enterprise Linux 5 のゲスト仮想マシンのインストール

この例では、Red Hat Enterprise Linux 5 ゲストを作成します。
virt-install \
   --name=guest1-rhel5-64 \
   --file=/var/lib/libvirt/images/guest1-rhel5-64.dsk \
   --file-size=8 \
   --nonsparse --graphics spice \
   --vcpus=2 --ram=2048 \
   --location=http://example1.com/installation_tree/RHEL5.6-Server-x86_64/os \
   --network bridge=br0 \
   --os-type=linux \
   --os-variant=rhel5.4
このコマンドを実行する際は、オペレーティングシステムで正しい os-type を選択していることを確認してください。
他の例については、man virt-install を参照してください。

注記

virt-install で Windows ゲストをインストールする場合は、--os-type=windows オプションが推奨されます。このオプションでは、インストール手順を実行中の再起動で CD-ROM の切断を回避します。--os-variant オプションは、特定のゲストオペレーティングシステムの設定をさらに最適化します。