12.4. 割り当てた PCI デバイスの切り離し

ホストの PCI デバイスがゲストマシンに割り当てられると、ホストはこのデバイスを使用できなくなります。このセクションでは、virsh または virt-manager を使ってデバイスをゲストから切り離す方法を説明します。これによって、ホストがデバイスを使えるようになります。

手順12.6 virsh を使用した PCI デバイスのゲストからの切り離し

  1. デバイスの切り離し

    以下のコマンドを使ってゲストの XML ファイル内から PCI デバイスを削除することで、ゲストから PCI デバイスを切り離します。
    # virsh detach-device name_of_guest file.xml
  2. デバイスのホストへの再アタッチ (オプション)

    デバイスが managed モードの場合は、このステップを飛ばします。デバイスは自動的にホストに戻ります。
    デバイスが managed モードを使用していない場合は、以下のコマンドを使用して PCI デバイスをホストマシンに再アタッチします。
    # virsh nodedev-reattach device
    たとえば、pci_0000_01_00_0 デバイスをホストに再アタッチするには、以下のようにします。
    virsh nodedev-reattach pci_0000_01_00_0
    これでこのデバイスはホストで使用できます。

手順12.7 virt-manager を使用した PCI デバイスのゲストからの切り離し

  1. 仮想ハードウェアの詳細ウィンドウを開く

    virt-manager で、対象のデバイスを含む仮想マシンをダブルクリックします。仮想ハードウェアの詳細表示 ボタンを選択し、仮想ハードウェアのリストを表示させます。
    The Show virtual hardware details button.

    図12.4 仮想ハードウェア詳細ボタン

  2. デバイスの選択および削除

    左側パネルの仮想デバイスリストから切り離す PCI デバイスを選択します。
    The PCI device details and the Remove button.

    図12.5 切り離す PCI デバイスの選択

    削除 ボタンをクリックします。これでデバイスがホストで使用可能になります。