付録A NetKVM ドライバーパラメーター

NetKVM ドライバーは、インストール後にご使用の環境に適合するように設定できます。このセクションにあるパラメーターは、Windows の デバイスマネージャー (devmgmt.msc) で設定できます。

重要

ドライバーのパラメーターを修正すると、Windows はそのドライバーを再ロードします。これにより、既存のネットワークアクティビティーへの割り込みが生じます。

手順A.1 NetKVM パラメーターの設定

  1. デバイスマネージャー を開く

    スタート ボタンをクリックします。右側のペインで コンピューター を右クリックし、管理 をクリックします。要求されたら、ユーザーアカウント制御 ウィンドウの 続行 をクリックします。これで コンピューターの管理 ウィンドウが開きます。
    コンピューターの管理 ウィンドウの左側のペインで、デバイスマネージャー をクリックします。
  2. 正しいデバイスの特定

    コンピューターの管理 ウィンドウの中央のペインで、ネットワークアダプター の横にある + 記号をクリックします。
    Red Hat VirtIO Ethernet Adapter デバイスの下にあるリストで、NetKVM をダブルクリックします。これでそのデバイスの 設定 ウィンドウが開きます。
  3. デバイスパラメーターの表示

    設定 ウィンドウで 詳細 タブをクリックします。
  4. デバイスパラメーターの修正

    修正するパラメーターをクリックし、そのパラメーターのオプションを表示させます。
    オプションを適切に修正し、OK をクリックして変更を保存します。

A.1. 設定可能な NetKVM パラメーター

ロギングパラメーター

Logging.Enable
ロギングが有効かどうかを決定するブール値。デフォルト値は 1 (有効) 。
Logging.Level
ロギングレベルを定義する整数。この整数が増すにつれ、ログの詳細度も増します。デフォルト値は、0 です (エラーのみ) 。1-2 は設定メッセージを追加します。3-4 はパケットフロー情報を追加します。5-6 は割り込みおよび DPC レベル追跡情報を追加します。

重要

高いロギングレベルは、ゲスト仮想マシンのパフォーマンスを低下させます。
Logging.Statistics(sec)
ログ統計が印刷されるかどうか、および各期間の統計印刷の秒単位の間隔を定義する整数。デフォルト値は、0 (ロギング統計なし)。

初期パラメーター

Assign MAC
準仮想化 NIC 用にローカルで管理された MAC アドレスを定義するストリング。デフォルトでは設定されていません。
Init.ConnectionRate(Mb)
接続率をメガバイトで表示する整数。Windows 2008 およびそれ以降のデフォルト値は 10000
Init.Do802.1PQ
Priority/VLAN タグ取り込みおよび削除サポートを有効化するブール値。デフォルト値は 1 (有効) 。
Init.UseMergedBuffers
マージ可能な RX バッファーを有効化するブール値。デフォルト値は 1 (有効) 。
Init.UsePublishEvents
公開されたイベント使用を有効化するブール値。デフォルト値は 1 (有効) 。
Init.MTUSize
maximum transmission unit (MTU) を定義する整数。デフォルト値は 1500。500 から 65500 の間の値であれば使用可能。
Init.IndirectTx
間接的なリング記述子の使用を制御。デフォルト値は Disable で、これは間接的なリング記述子の使用を無効にします。他の有効な値は Enable で、これは間接的なリング記述子の使用を可能にします。また、Enable* は、間接的なリング記述子の条件付き使用を可能にします。
Init.MaxTxBuffers
割り当てられる TX リング記述子の量を表示する整数。デフォルト値は、1024。有効な値は、16、32、64、128、256、512、1024 のいずれか。
Init.MaxRxBuffers
割り当てられる RX リング記述子の量を表示する整数。デフォルト値は、256。有効な値は、16、32、64、128、256、512、1024 のいずれか。
Offload.Tx.Checksum
TX チェックサムオフロードモードを指定。
Red Hat Enterprise Linux 6.4 およびそれ以降でのこのパラメーターの有効値は以下の通りです。All (デフォルト): IPv4 と IPv6 の両方で IP、TCP、UDP のチェックサムオフロードを有効にします。TCP/UDP(v4,v6): IPv4 と IPv6 の両方で TCP と UDP のチェックサムオフロードを有効にします。TCP/UDP(v4): IPv4 のみで TCP と UDP のチェックサムオフロードを有効にします。TCP(v4): IPv4 のみで TCP のチェックサムオフロードだけを有効にします。
Red Hat Enterprise Linux 6.3 およびそれ以前でのこのパラメーターの有効値は以下の通りです。TCP/UDP (デフォルト値): TCP と UDP のチェックサムオフロードを有効にします。TCP: TCP のチェックサムオフロードのみを有効にします。Disable: TX チェックサムオフロードを無効にします。
Offload.Tx.LSO
TX TCP Large Segment Offload (LSO) を有効にするブール値。デフォルト値は 1 (有効)。
Offload.Rx.Checksum
RX チェックサムオフロードモードを指定
Red Hat Enterprise Linux 6.4 およびそれ以降でのこのパラメーターの有効値は以下の通りです。All (デフォルト): IPv4 と IPv6 の両方で IP、TCP、UDP のチェックサムオフロードを有効にします。TCP/UDP(v4,v6): IPv4 と IPv6 の両方で TCP と UDP のチェックサムオフロードを有効にします。TCP/UDP(v4): IPv4 のみで TCP と UDP のチェックサムオフロードを有効にします。TCP(v4): IPv4 のみで TCP のチェックサムオフロードだけを有効にします。
Red Hat Enterprise Linux 6.3 およびそれ以前での有効値は以下の通りです。Disable (デフォルト値): RX チェックサムオフロードを無効にします。All: IP、TCP、UDP のチェックサムオフロードを有効にします。TCP/UDP: TCP と UDP のチェックサムオフロードを有効にします。TCP: TCP のチェックサムオフロードのみを有効にします。

テストおよびデバッグパラメーター

重要

テストおよびデバッグパラメーターは、テストまたはデバッグのみに使用することをお勧めします。本番環境での使用は推奨されません。
TestOnly.DelayConnect(ms)
スタート時に接続を遅らせる時間 (ミリ秒単位)。デフォルト値は、0
TestOnly.DPCChecking
DPC 確認モードを設定。0 (デフォルト値) は DPC 確認を無効にします。1 は DPC 確認を有効にします。各ハングテストは DPC アクティビティーを検証し、DPC が作成されたかのように行動します。2 は、デバイス割り込みステータスを消去するほかは、1 と同じです。
TestOnly.Scatter-Gather
スキャッター/ギャザー機能が有効かどうかを判断するブール値。デフォルト値は 1 (有効)。この値を 0 に設定すると、スキャッター/ギャザー機能とすべての依存機能が無効になります。
TestOnly.InterruptRecovery
割り込み回復が有効かどうかを決定するブール値。デフォルト値は 1 (有効)。
TestOnly.PacketFilter
パケットフィルタリングが有効かどうかを決定するブール値。デフォルト値は 1 (有効)。
TestOnly.BatchReceive
パケットがバッチかまたは 1 回で受信されたかを決定するブール値。デフォルト値は 1 で、パケットのバッチ受信が有効。
TestOnly.Promiscuous
プロミスキャスモードが有効かどうかを決定するブール値。デフォルト値は 0 (無効)。
TestOnly.AnalyzeIPPackets
送信 IP パケットのチェックサムフィールドがデバッグ目的でテストされ、検証されたかどうかを決定するブール値。デフォルト値は 0 (確認なし)。
TestOnly.RXThrottle
単一 DPC で処理される受信パケット数を決定する整数。デフォルト値は、1000
TestOnly.UseSwTxChecksum
ハードウェアチェックサムが有効かどうかを決定するブール値。デフォルト値は 0 (無効)。