14.4. Windows Server 2008、Windows Server 2008 R2、および Windows 7 ゲストでのリアルタイムクロックの使用

Windows は、リアルタイムクロック (RTC) とタイムスタンプカウンター (TSC) の両方を使用します。Windows ゲスト仮想マシンでは、TSC の代わりに RTC をすべてのタイムリソースに対して使用することができます。これによって、ゲストのタイミング問題が解決されます。
Windows Server 2008 およびそれ以降では、boot.ini ファイルは使用されていません。Windows Server 2008 と Windows Server 2008 R2、Windows 7 では、hypervisor-present ビットが設定されていると、TSC をタイムソースとして使用しません。Red Hat Enterprise Linux 6 KVM ハイパーバイザーは、この CPUID ビットをデフォルトで有効化しているので、Boot Configuration Data Editor (bcdedit.exe) を使用して Windows ブートパラメーターを修正する必要はなくなります。

手順14.1 Windows Server 2008 R2 および Windows 7 ゲストでのリアルタイムクロックの使用

  1. Windows ゲスト仮想マシンを開きます。
  2. スタート メニューの アクセサリ を開きます。コマンドプロンプト を右クリックして、管理者として実行 を選択します。.
  3. セキュリティー例外が出てきた場合は、これを確認します。
  4. ブートマネージャーでプラットホームクロックを使用するように設定します。これで Windows にプライマリークロックソースでの PM タイマーの使用を指示します。システム UUID (以下の例では、{default}) がデフォルトのブートデバイスと異なる場合は、これを変更します。
    C:\Windows\system32>bcdedit /set {default} USEPLATFORMCLOCK on
    The operation completed successfully
この修正で、Windows Server 2008 R2 および Windows 7 のゲストの時間管理が改善されます。Windows 2008 (R2 以外) は USEPLATFORMCLOCK パラメーターをサポートしませんが、デフォルトでリアルタイムクロックをすでに使用しています。