10.5. 既存デバイスでの KVM virtio ドライバーの使用

ゲストにアタッチされている既存ハードディスクデバイスを変更して、仮想化 IDE ドライバーの代わりに virtio ドライバーを使用することができます。このセクションの例では、libvirt 設定ファイルを編集します。これらのステップを実行するためにゲスト仮想マシンをシャットダウンする必要はありませんが、変更が適用されるには、ゲストを完全にシャットダウンして再起動する必要があります。

手順10.4 既存デバイスでの KVM virtio ドライバーの使用

  1. この手順を実行する前に、「KVM Windows virtio ドライバーのインストール」 で説明されている適切なドライバー (viostor) がインストールされていることを確認してください。
  2. root で virsh edit <guestname> コマンドを実行し、デバイスの XML 設定ファイルを編集します (例: virsh edit guest1)。設定ファイルは、/etc/libvirt/qemu にあります。
  3. 以下の例は、仮想化 IDE ドライバーを使用したファイルベースのブロックデバイスです。これは、virtio ドライバーを使用しない仮想マシンの通常のエントリーです。
    <disk type='file' device='disk'>
       <source file='/var/lib/libvirt/images/disk1.img'/>
       <target dev='hda' bus='ide'/>
    </disk>
  4. virtio デバイスを使用するために、bus= エントリーを virtio に変更します。ディスクが以前に IDE だった場合は、hda や hdb、hdc などと同様のターゲットを持つことになります。bus=virtio に変更する場合は、ターゲットもそれに応じて vda や vdb、vdc に変更する必要があります。
    <disk type='file' device='disk'>
       <source file='/var/lib/libvirt/images/disk1.img'/>
       <target dev='vda' bus='virtio'/>
    </disk>
  5. disk タグ内の address タグを削除します。これは、この手順を機能させるために必要な作業です。仮想マシンの次回スタート時に、libvirt が address タグを適切に再生成します。
別の方法としては、virtio ドライバーを使用して virt-managervirsh attach-disk、または virsh attach-interface で新規デバイスを追加することもできます。
Virtio 使用方法の詳細については、libvirt の Web サイト http://www.linux-kvm.org/page/Virtio を参照してください。