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13.5.4. virsh を使用した iSCSI ベースのストレージプールの作成

  1. pool-define-as を使用してコマンドラインからプールを定義します

    ストレージプールの定義は、virsh コマンドラインツールで作成できます。virsh を使ったストレージプール作成は、複数のストレージプールをスクリプトで作成しているシステム管理者にとって便利です。
    virsh pool-define-as コマンドにはパラメーターがいくつかあり、以下の形式で使用します。
    virsh pool-define-as name type source-host source-path source-dev source-name target
    以下でパラメーターについて説明します。
    type
    iscsi などの、特定のタイプでプールを定義します。
    name
    ストレージプールの名前を指定し、固有の名前にしてください。
    source-host と source-path
    ホスト名と iSCSI IQN です。
    source-dev と source-name
    iSCSI ベースのプールにはこれらのパラメーターは必要ありません、 - 文字を使ってこのフィールドは空白にします。
    target
    ホスト物理マシン上に iSCSI デバイスをマウントする場所を定義します。
    以下の例では、以前のステップと同じ iSCSI ベースのストレージプールを作成しています。
    #   virsh pool-define-as --name scsirhel6guest --type iscsi \
         --source-host server1.example.com \
         --source-dev iqn.2010-05.com.example.server1:iscsirhel6guest
         --target /dev/disk/by-path
    Pool iscsirhel6guest defined
  2. ストレージプールが一覧表示されていることを確認します

    ストレージプールオブジェクトが正しく作成されたことや、状態が inactive として報告されることを確認します。
    # virsh pool-list --all
    Name                 State      Autostart 
    -----------------------------------------
    default              active     yes       
    iscsirhel6guest      inactive   no
  3. ストレージプールを起動します

    これには virsh コマンド pool-start を使用します。pool-start はディレクトリーストレージプールを有効にして、ボリュームとゲスト仮想マシン用に使用できるようにします。
    # virsh pool-start guest_images_disk
    Pool guest_images_disk started
    # virsh pool-list --all
    Name                 State      Autostart 
    -----------------------------------------
    default              active     yes       
    iscsirhel6guest      active     no
  4. autostart をオンにします

    ストレージプールの autostart をオンにします。 Autostart により、libvirtd サービスの起動時にストレージプールも起動するよう設定されます。
    # virsh pool-autostart iscsirhel6guest
    Pool iscsirhel6guest marked as autostarted
    iscsirhel6guest プールに autostart が設定されていることを確認します。
    # virsh pool-list --all
    Name                 State      Autostart 
    -----------------------------------------
    default              active     yes       
    iscsirhel6guest      active     yes
  5. ストレージプールの設定を確認します

    ストレージプールが正しく作成されたことや、サイズが正しく報告されていること、および状態が running として報告されていることを確認します。
    # virsh pool-info iscsirhel6guest
    Name:           iscsirhel6guest
    UUID:           afcc5367-6770-e151-bcb3-847bc36c5e28
    State:          running
    Persistent:     unknown
    Autostart:      yes
    Capacity:       100.31 GB
    Allocation:     0.00
    Available:      100.31 GB
これで iSCSI ベースのストレージプールが使用できるようになりました。