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13.2.3. virsh を使用したパーティションベースのストレージプールの作成
このセクションでは、
virsh
コマンドを使用した、パーティションベースストレージプールの作成を説明しています。
警告
ディスク全体をストレージプールとして割り当てる場合は、 この手順を使用しないでください (例、
/dev/sdb
) 。 ブロックデバイスやディスク全体への書き込みアクセスはゲストに与えないようにしてください。 この手順はパーティション (例、 /dev/sdb1
) をストレージプールに割り当てる場合にのみ使用してください。
手順13.2 virsh を使用して事前フォーマット済みのブロックデバイスのストレージプールを作成する
ストレージプールの定義を作成します
virshpool-define-as
コマンドを使用して、 新規のストレージプールの定義を作成します。 事前フォーマット済みディスクをストレージプールとして定義するには、 入力を必要とするオプションが 3 つあります。- パーティション名
name
パラメーターでストレージプールの名前を指定します。 この例では、 guest_images_fs という名前を使用しています。- デバイス
device
パラメーターにpath
属性を持たせストレージデバイスのデバイスパスを指定します。 この例では、 /dev/sdc1 パーティションを使用しています。- マウントポイント
- フォーマット済みのデバイスをマウントするローカルファイルシステム上の
mountpoint
です。 マウントポイントのディレクトリーが存在しない場合は、virsh
コマンドによりそのディレクトリーが作成されます。この例では、 /guest_images ディレクトリーを使用しています。
# virsh pool-define-as guest_images_fs fs - - /dev/sdc1 - "/guest_images" Pool guest_images_fs defined
これで、新規のプールとマウントポイントが作成されました。新規のプールを確認する
現在のストレージプールを一覧表示させます# virsh pool-list --all Name State Autostart ----------------------------------------- default active yes guest_images_fs inactive no
マウントポイントを作成する
virsh pool-build
コマンドを使用して、 事前フォーマット済みファイルシステムのストレージプール用のマウントポイントを作成します。# virsh pool-build guest_images_fs Pool guest_images_fs built # ls -la /guest_images total 8 drwx------. 2 root root 4096 May 31 19:38 . dr-xr-xr-x. 25 root root 4096 May 31 19:38 .. # virsh pool-list --all Name State Autostart ----------------------------------------- default active yes guest_images_fs inactive no
ストレージプールを起動する
virsh pool-start
コマンドを使用して、 ファイルシステムをマウントポイントにマウントし、 プールを使用可能にします。# virsh pool-start guest_images_fs Pool guest_images_fs started # virsh pool-list --all Name State Autostart ----------------------------------------- default active yes guest_images_fs active no
autostart をオンにする
デフォルトでは、virsh
で定義されているストレージプールは、libvirtd
が開始する度に自動的に開始するようには設定されていません。virsh pool-autostart
コマンドを使用して自動開始をオンにします。そうすると、ストレージプールはlibvirtd
が開始する度に自動的に開始されます。# virsh pool-autostart guest_images_fs Pool guest_images_fs marked as autostarted # virsh pool-list --all Name State Autostart ----------------------------------------- default active yes guest_images_fs active yes
ストレージプールを確認する
ストレージプールが正しく作成されたこと、 期待通りのサイズが報告されていること、 状態がrunning
として報告されていることを確認します。 ファイルシステム上のマウントポイントに "lost+found" ディレクトリーがあるか確認します。 このディレクトリーがあればデバイスはマウントされていることになります。# virsh pool-info guest_images_fs Name: guest_images_fs UUID: c7466869-e82a-a66c-2187-dc9d6f0877d0 State: running Persistent: yes Autostart: yes Capacity: 458.39 GB Allocation: 197.91 MB Available: 458.20 GB # mount | grep /guest_images /dev/sdc1 on /guest_images type ext4 (rw) # ls -la /guest_images total 24 drwxr-xr-x. 3 root root 4096 May 31 19:47 . dr-xr-xr-x. 25 root root 4096 May 31 19:38 .. drwx------. 2 root root 16384 May 31 14:18 lost+found
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