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4.3.3. 変換された仮想マシンのインポートと実行
変換処理が正常に完了すると、
virt-v2v
はエクスポートする仮想マシンを指定のエクスポートドメインにアップロードします。変換された仮想マシンをインポートして実行するには、以下の手順で行います。
手順4.7 変換された仮想マシンのインポートと実行
- Red Hat Enterprise Virtualization 管理ポータルのストレージタブでエクスポートドメインを選択します。エクスポートドメインのステータスは Active である必要があります。
- 詳細ペインで仮想マシンのインポートタブを選択すると、インポートできる仮想マシンが一覧表示されます。
- 仮想マシンを 1 台または複数選択し、インポートをクリックすると、仮想マシンのインポートウィンドウが開きます。
- ドロップダウンメニューで、データセンターのデフォルトのストレージドメイン、クラスター、およびクラスターのクォータ を選択します。
- スナップショットを結合のチェックボックスを選択すると、スナップショットの復元ポイントが削除され、テンプレートベースの仮想マシンにテンプレートが含まれるようになります。OK をクリックして仮想マシンをインポートします。
仮想マシンのインポートについての詳しい情報は、『Red Hat Enterprise Virtualization 管理ガイド』を参照してください。
ネットワークの設定
現時点では、virt-v2v
はゲストのネットワーク設定を再設定することはできません。変換された仮想マシンが変換元と同じサブネットに接続されていない場合には、そのゲストのネットワーク設定を手動で更新する必要がある場合があります。