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5.2.2. SSH 経由の root ログインの有効化

virt-v2v がインストールされたら、次に変換サーバーが P2V クライアントの接続を受け入れるように準備する必要があります。P2V クライアントは、SSH を使用して変換サーバーに root として接続するので、変換サーバー上で SSH を介した root ログインを許可しておく必要があります。
SSH 経由の root ログインの有効化

  1. root として、/etc/ssh/sshd_config にある sshd_config ファイルを編集します。
    nano /etc/ssh/sshd_config
  2. ファイル内の Authentication のセクションに PermitRootLogin yes という行を追記します。この行は、すでに存在し、"#" でコメントアウトされている可能性があります。その場合には、"#" を削除してください。
    # Authentication:
    #LoginGraceTime 2m
    PermitRootLogin yes
    #StrictModes yes
    #MaxAuthTries 6
    #MaxSessions 10
  3. 更新した /etc/ssh/sshd_config ファイルを保存します。
  4. 以下のコマンドを実行して SSH サーバーを再起動します。
    service sshd restart
これで、SSH を介して root として変換サーバーに接続できるようになりました。