25.18. トラブルシューティング

このセクションでは、ユーザーがオンラインストレージの再設定で直面する一般的な問題へのソリューションを提供します。
論理ユニットの削除状況がホスト上に反映されません。
設定済みのファイラーで論理ユニットが削除されても、その変更はホスト上には反映されません。そのような場合、論理ユニットは陳腐化しているため、dm-multipath が使用されると、lvm コマンドは無限にハングします。
これを回避するには、以下の手順を実行します。

手順25.10 陳腐化した論理ユニットの回避策

  1. /etc/lvm/cache/.cache 内のどの mpath リンクエントリーが陳腐化した論理ユニットに固有のものであるかを判別します。これを実行するには、以下のコマンドを実行します。
    $ ls -l /dev/mpath | grep stale-logical-unit

    例25.19 特定の mpath リンクエントリーを判別

    たとえば、stale-logical-unit が 3600d0230003414f30000203a7bc41a00 である場合、以下の結果が出る可能性があります。
    lrwxrwxrwx 1 root root 7 Aug  2 10:33 /3600d0230003414f30000203a7bc41a00 -> ../dm-4
    lrwxrwxrwx 1 root root 7 Aug  2 10:33 /3600d0230003414f30000203a7bc41a00p1 -> ../dm-5
    
    これは、3600d0230003414f30000203a7bc41a00 が dm-4dm-5 の 2 つの mpath リンクにマップされていることを示しています。
  2. 次に、/etc/lvm/cache/.cache を開いて、stale-logical-unit および stale-logical-unit がマップされる mpath リンクを含むすべての行を削除します。

    例25.20 関連した行の削除

    直前のステップと同じ例を使用すると、削除する必要のある行は以下になります。
    /dev/dm-4 
    /dev/dm-5 
    /dev/mapper/3600d0230003414f30000203a7bc41a00
    /dev/mapper/3600d0230003414f30000203a7bc41a00p1
    /dev/mpath/3600d0230003414f30000203a7bc41a00
    /dev/mpath/3600d0230003414f30000203a7bc41a00p1