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14.2.7. 論理ボリュームの編集
LVM ユーティリティーを使用すると、ボリュームグループで論理ボリュームを選択し、名前、サイズを変更し、ファイルシステムオプションを指定できます。この例では、「Backups」という名前の論理ボリュームが、ボリュームグループの残りのスペースに拡張されました。
プロパティーの編集 ボタンをクリックすると、論理ボリュームのプロパティーを編集できる「論理ボリュームの編集」のポップアップウィンドウが表示されます。このウィンドウでは、変更後にボリュームをマウントし、システムの再起動時にマウントすることもできます。マウントポイントを指定する必要があります。マウントポイントに指定したマウントポイントが存在しない場合は、作成するようにポップアップウィンドウが表示されます。「論理ボリュームの編集」ウィンドウを以下に示します。
図14.17 論理ボリュームの編集

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ボリュームをマウントする場合は、推奨されるマウントポイントを示す「Mount」チェックボックスを選択します。システムの再起動時にボリュームをマウントするには、「Mount when reboot」チェックボックスを選択します。この例では、新規ボリュームは
/mnt/backups
にマウントされます。これは、以下の図を示しています。
図14.18 論理ボリュームの編集 - マウントオプションの指定

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以下の図は、論理ボリュームが未使用の領域に拡張された後にボリュームグループの論理および物理ビューを示しています。この例では、'Backups' という名前の論理ボリュームが 2 つのハードディスクにまたがる。LVM を使用して、2 つ以上の物理デバイス全体でボリュームを取り除くことができます。
図14.19 論理ボリュームの編集

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