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9.7.2. exportfs コマンド
NFS 経由でリモートユーザーにエクスポートされているすべてのファイルシステム、並びにそれらのファイルシステムのアクセスレベルは
/etc/exports
ファイル内に一覧表示してあります。nfs
サービスが開始すると、/usr/sbin/exportfs
コマンドが起動してこのファイルを読み込み、実際のマウントプロセスのために制御を rpc.mountd
(NFSv2 または NFSv3の場合) とその後にrpc.nfsd
に渡します。この時点でファイルシステムがリモートユーザーに使用可能になります。
/usr/sbin/exportfs
コマンドを手動で発行すると、root ユーザーは NFS サービスを再開始せずにディレクトリーをエクスポートするか、しないかを選択できるようになります。適切なオプションが与えられると、/usr/sbin/exportfs
コマンドはエクスポートしたファイルシステムを /var/lib/nfs/xtab
に書き込みます。rpc.mountd
はファイルシステムへのアクセス権限を決定する際に xtab
ファイルを参照するため、エクスポートしたファイルシステム一覧への変更はすぐに反映されます。
/usr/sbin/exportfs
で利用可能な一般的なオプションの一覧は以下のようになります。
- -r
/etc/exports
内に一覧表示してあるすべてのディレクトリーから/etc/lib/nfs/xtab
内に新しいエクスポート一覧を構成することにより、それらのディレクトリーがエクスポートされることになります。結果的にこのオプションが/etc/exports
内のいずれかの変更でエクスポート一覧をリフレッシュすることになります。- -a
/usr/sbin/exportfs
に渡される他のオプションに応じて、すべてのディレクトリーがエクスポートされるか、またはされないことになります。他のオプションが指定されない場合は、/usr/sbin/exportfs
は、/etc/exports
内に指定してあるすべてのファイルシステムをエクスポートします。- -o file-systems
/etc/exports
内に一覧表示されていないエクスポートされるディレクトリーを指定します。file-systems の部分を、エクスポートされるファイルシステムに置き換えます。これらのファイルシステムは、/etc/exports
で指定されたものと同じフォーマットでなければなりません。このオプションは、多くの場合エクスポート用ファイルシステム一覧に永久追加する前に、エクスポート予定のファイルシステムをテストするために使用されます。/etc/exports
構文の詳細情報については、「/etc/exports
設定ファイル」を参照してください。- -i
/etc/exports
を無視します。コマンドラインから出されたオプションのみが、エクスポート用ファイルシステムの定義に使用されます。- -u
- すべての共有ディレクトリーをエクスポートしません。コマンド
/usr/sbin/exportfs -ua
は、すべての NFS デーモンを稼働状態に維持しながら、NFS ファイル共有を保留します。NFS 共有を再度有効にするには、exportfs -r
を使用します。 - -v
- 詳細表示を意味します。エクスポート、または非エクスポートのファイルシステムが
exportfs
コマンドの実行の際により詳細に表示されます。
exportfs
コマンドに対してオプションを渡さない場合、コマンドは現在エクスポートされているファイルシステムの一覧を表示します。exportfs
コマンドの詳細については、man exportfs
を参照してください。
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