2.4. /proc 仮想ファイルシステム

ほとんどのファイルシステムとは異なり、/proc にはテキストファイルもバイナリーファイルも含まれていません。代わりに 仮想ファイル を保管しています。そのため、通常 /proc は仮想ファイルシステムと呼ばれています。これらの仮想ファイルは、通常、大量の情報が含まれていてもサイズはゼロバイトです。
/proc ファイルシステムはそれ自体がストレージに使用されることはありません。その主要な目的は、ハードウェア、メモリー、実行中のプロセス、および他のシステムコンポーネントに対してファイルベースのインターフェースを提供することです。そのため、対応する /proc ファイルを確認することにより、数多くのシステムコンポーネントについてのリアルタイム情報を取得できます。/proc 内の一部のファイルは、カーネルを設定するように操作することもできます (ユーザーおよびアプリケーションの両方によって可能)。
以下の /proc ファイルはシステムストレージの管理と監視に関連しています。
/proc/devices
現在設定してある様々なキャラクターデバイスとブロックデバイスを表示します。
/proc/filesystems
現在カーネルによってサポートされているすべてのファイルシステムのタイプを一覧表示します。
/proc/mdstat
システム上の複数ディスクの設定または RAID の設定の現在の情報が含まれます (ある場合)。
/proc/mounts
現在システムで使用されているすべてのマウントを一覧表示します。
/proc/partitions
パーティションブロックの割り当て情報が含まれます。
/proc ファイルシステムに関する詳細情報については、Red Hat Enterprise Linux 6 『導入ガイド』 を参照してください。