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25.14.4. オンライン論理ユニットの Read/Write ステータスの変更
ストレージデバイスによっては、ユーザーが Read/Write (R/W) から Read-Only (RO) へ、RO から R/W へデバイスのステータスを変更できるものもあります。通常これは、ストレージデバイスの管理インターフェースから行います。オペレーティングシステムは、変更があっても、デバイスのステータスの表示を自動更新しません。本章に説明されている手順に従い、オペレーティングシステムがこの変更を認識するようにします。
以下のコマンドを実行して、デバイスの R/W ステータスに関するオペレーティングシステムの現在のビューを確認します。この際 XYZ は任意のデバイス識別子に置き換えてください。
# blockdev --getro /dev/sdXYZ
Red Hat Enterprise Linux 6 では、以下のコマンドも使用できます。
# cat /sys/block/sdXYZ/ro 1 = read-only 0 = read-write
マルチパスを使用する場合は、
multipath -ll コマンドからの出力の2行目にある ro または rwフィールドを参照してください。例えば、以下のようになります。
36001438005deb4710000500000640000 dm-8 GZ,GZ500 [size=20G][features=0][hwhandler=0][ro] \_ round-robin 0 [prio=200][active] \_ 6:0:4:1 sdax 67:16 [active][ready] \_ 6:0:5:1 sday 67:32 [active][ready] \_ round-robin 0 [prio=40][enabled] \_ 6:0:6:1 sdaz 67:48 [active][ready] \_ 6:0:7:1 sdba 67:64 [active][ready]
R/W ステータスを変更するには、以下の手順に従います。
手順25.7 R/W ステータスの変更
- RO から R/W へデバイスを移動するには、手順 2 を参照してください。R/W から RO へデバイスを移動するには、これ以上書き込みがされないようにします。アプリケーションを停止するか、適切なアプリケーション固有のアクションを使用して、書き込みが行われないように設定します。見処理の書き込み I/O がすべて完了しているか、以下のコマンドで確認します。
# blockdev --flushbufs /dev/device任意の識別子で device を置き換えます。デバイスマッパーマルチパスは、これがdev/mapperのエントリーになります。例えば、/dev/mapper/mpath3などです。 - ストレージデバイスの管理インターフェースを使用して、R/W から RO、または RO から R/W へステータスを変更します。この手順は、アレイごとに異なります。詳細情報は、該当のストレージアレイのベンダーが出している文書を参照してください。
- デバイスを再度スキャンして、デバイスの R/W ステータスに関するオペレーティングシステムのビューを更新します。デバイスマッパーマルチパスを使用している場合、デバイスへのパスごとにこの再スキャンを行ってから、デバイスマップをリロードするようマルチパスに指示を出すコマンドを発行します。このプロセスについては、「論理ユニットの再スキャン」 で詳しく説明されています。
25.14.4.1. 論理ユニットの再スキャン
「オンライン論理ユニットの Read/Write ステータスの変更」 の記載の通り、オンライン論理ユニットの Read/Write ステータスを変更後、以下のコマンドを使用して、ステータスの更新をシステムが検出できるように論理ユニットを再スキャンします。
# echo 1 > /sys/block/sdX/device/rescan
マルチパス機能を使用するシステムで論理ユニットを再スキャンするには、マルチパス化された論理ユニットに対するパスを指す sd デバイスごとに上記のコマンドを実行してください。たとえば、sd1、sd2、その他の sd デバイスにコマンドを実行します。どのデバイスがマルチパスユニットへのパスとなっているか判断するには、
multipath -11 を使用して、変更される論理ユニットと同じエントリーを検索します。
例25.18 multipath -11 コマンドの使用
たとえば、上記の
multipath -11 は WWID 36001438005deb4710000500000640000 の LUN のパスを表示します。この場合、以下を入力してください。
# echo 1 > /sys/block/sdax/device/rescan# echo 1 > /sys/block/sday/device/rescan# echo 1 > /sys/block/sdaz/device/rescan# echo 1 > /sys/block/sdba/device/rescan

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