25.14. オンラインの論理ユニットのサイズを変更する

ほとんどの場合、 オンラインの 論理ユニット のサイズを完全に変更するには 2 つの作業が必要になります。 論理ユニット自体のサイズを変更する作業、 そしてそのサイズ変更を該当するマルチパスデバイスに反映させる作業です (システムでマルチパス機能を有効にしている場合)。
オンラインの論理ユニットのサイズ変更は、ストレージデバイスのアレイ管理インターフェースから論理ユニットのサイズを変更するところから始めます。 手順はアレイによって異なるため、詳細についてはストレージアレイの製造元が提供しているドキュメントを参照してください。

注記

オンラインのファイルシステムのサイズを変更する場合には、パーティション設定しているデバイス上にはそのファイルシステムを配置させないようにしてください。

25.14.1. ファイバーチャネルの論理ユニットのサイズを変更する

オンライン論理ユニットのサイズを変更したら、システムによって最新のサイズが検出されるよう論理ユニットの再スキャンを行います。ファイバーチャネルの論理ユニットの場合なら次のコマンドを使用します。
$ echo 1 > /sys/block/sdX/device/rescan

重要

マルチパス機能を使用しているシステムのファイバーチャネル論理ユニットを再スキャンする場合は、 マルチパス設定されている論理ユニットのパスを表す各 sd デバイス (sd1sd2 など) に対して前述のコマンドを実行していきます。 マルチパス設定されている論理ユニットのパスのデバイスを確認するには multipath -ll を使用して、 サイズ変更した論理ユニットに一致するエントリを探します。 サイズ変更した論理ユニットに一致するエントリを見つける場合、 エントリの WWID を参照すると簡単です。