25.11.4. iface のポータルに対する結合/結合解除

相互接続のスキャンに iscsiadm を使用すると、iscsiadm ユーティリティーは /var/lib/iscsi/ifaces 内の各 iface 構成の iface.transport 設定をまず最初にチェックします。次にこの iface.transport 設定が tcp になっている iface 構成に検出したポータルを結合します。
この動作は互換性を目的として実装されました。この動作を無効にする場合は、次のように -I iface_name を使って iface に結合させるポータルを指定します。
# iscsiadm -m discovery -t st -p target_IP:port -I iface_name -P 1
[7]

デフォルトでは、オフロード機能を使用する iface 構成にはポータルの自動結合は行われません。オフロード機能を使用する iface 構成の場合、iface.transporttcp が設定されることはないためです。このため、Chelsio ポート、Broadcom ポート、ServerEngines ポートなどの iface 構成には、手作業で検出されたポータルに結合する必要があります。
既存の iface にポータルを一切結合しないようにすることもできます。以下のように iface_namedefault を使用します。
# iscsiadm -m discovery -t st -p IP:port -I default -P 1
ターゲットと iface 間の結合を削除する場合は次を使用します。
# iscsiadm -m node -targetname proper_target_name -I iface0 --op=delete[8]
特定の iface の結合をすべて削除する場合は次を使用します。
# iscsiadm -m node -I iface_name --op=delete
特定のポータルに対する結合を削除する場合は次を使用します。
# iscsiadm -m node -p IP:port -I iface_name --op=delete

注記

/var/lib/iscsi/iface 内に iface 構成が定義されておらず、-I オプションが使用されていない場合は、iscsiadm により、ネットワークサブシステムが特定ポータルが使用するデバイスを決定できることになります。


[8] proper_target_name の詳細情報については、「iSCSI 相互接続をスキャンする」 を参照してください。