2.5. 未使用ブロックの破棄

バッチ破棄やオンライン破棄のオペレーションは、マウントされたファイルシステムの機能であり、ファイルシステムが使用していないブロックを破棄します。ソリッドステートドライブやシンプロビジョニングされたストレージの両方に役立ちます。
バッチ破棄オペレーション は、fstrim コマンドで明示的に実行されます。このコマンドは、ユーザーの条件と一致するファイルシステム内の未使用ブロックをすべて破棄します。両方のオペレーションタイプは、ファイルシステムの基盤となっているブロックデバイスが物理的な破棄オペレーションに対応している限り、Red Hat Enterprise Linux 6.2 以降の ext4 ファイルシステムでの使用が可能です。Red Hat Enterprise Linux 6.4 以降の XFS ファイルシステムについてもこれと同様です。物理的な破棄オペレーションは、/sys/block/device/queue/discard_max_bytes の値がゼロでない場合にサポートされます。
オンライン破棄オペレーションは、マウント時に -o discardオプション (/etc/fstab 内か、または mount コマンドのいずれかで指定) を使って指定され、ユーザーの介入なしでリアルタイムで実行されます。オンライン破棄オペレーションは、「使用済み」から「空き」に移行するブロックのみを破棄します。オンライン破棄オペレーションは、Red Hat Enterprise Linux 6.2 以降の ext4 ファイルシステムや、Red Hat Enterprise Linux 6.4 以降の XFS ファイルシステムでサポートされます。
システムのワークロードがバッチ破棄で対応できない場合やパフォーマンスを維持するためにオンライン破棄オペレーションが必要な場合以外は、バッチ破棄オペレーションを推奨します。