8.3.5. SCAP コンテンツの検証

システム上でセキュリティポリシーを使い始める前に、ポリシーを検証してポリシー内の構文エラーやセマンティックエラーを避けるようにしてください。oscap ユーティリティーを使うと、SCAP XML スキーマに対してセキュリティコンテンツを検証することができます。検証結果は、標準エラーストリーム (stderr) にプリントされます。このような検証コマンドの一般的な構文は以下のようになります。
oscap module validate [module_options_and_arguments] file
ここでの file は、検証されているファイルへの完全パスになります。唯一の例外はデータストリームモジュール (ds) で、これは validate ではなく sds-validate 演算を使用します。以下の例で示されているように、特定のデータストリーム内の SCAP コンポーネントは自動的に検証され、各コンポーネントは別個に指定されないことに注意してください。
~]$ oscap ds sds-validate /usr/share/xml/scap/ssg/content/ssg-rhel6-ds.xml
OVAL 仕様のような特定の SCAP コンテンツの場合、スキマトロン検証も実行できます。スキマトロン検証は標準の検証よりも遅いものの、より深い分析を提供するのでより多くのエラーを検出できます。以下の SSG 例では、このコマンドの通常の使用方法を示しています。
~]$ oscap oval validate --schematron /usr/share/xml/scap/ssg/content/ssg-rhel6-ds.xml