Red Hat Training

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1.3.2.2. 管理の不注意

管理者がシステムにパッチを当てないことが、サーバーのセキュリティーに対する最大の脅威の 1 つになります。SysAdmin、Audit, Audit, Network, Security Institute (SANS)によると、コンピューターのセキュリティー脆弱性の主な原因は「セキュリティーを維持するための未実施の人数を割り当て、ジョブを実行できるようにトレーニングも時間も提供しないことです。これは、管理者の経験の少なさだけでなく、管理者の過信やモチベーションの低さなども原因となります。
管理者が、サーバーやワークステーションにパッチを当てることを忘れたり、システムのカーネルやネットワーク通信のログメッセージを見落とす場合もあります。その他にも、よく起こるケースとして、サービスのデフォルトパスワードや鍵を変更しないまま放置しておくことが挙げられます。たとえば、データベースにはデフォルトの管理パスワードが設定されているものがありますが、ここでは、システム管理者がインストール後すぐにデフォルトパスワードを変更することを、データベース開発者は想定しています。データベース管理者がこのパスワードを変更できないと、経験が低い攻撃者は、一般的に知られているデフォルトパスワードを使用して、データベースの管理者権限を得ることができます。この他に、管理者の不注意によりサーバーが危険にさらされる場合もあります。