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2.2.4.5. NFS ファイアウォールの設定
NFS に使用されるポートは rpcbind により動的に割り当てられます。これは、ファイアウォールルールの作成時に問題が発生する可能性があります。このプロセスを単純化するには、/etc/sysconfig/nfs ファイルを使用して、使用するポートを指定します。
- MOUNTD_PORT : mountd(rpc.mountd)の TCP ポートおよび UDP ポート
- STATD_PORT : ステータスの TCP ポートおよび UDP ポート(rpc.statd)
- LOCKD_TCPPORT : nlockmgr(rpc.lockd)の TCP ポート
- LOCKD_UDPPORT - UDP ポート nlockmgr(rpc.lockd)
指定したポート番号は、他のサービスでは使用できません。ファイアウォールを、指定したポート番号と TCP および UDP ポート 2049(NFS)を許可するように設定します。
NFS サーバーで rpcinfo -p コマンドを実行し、使用しているポートおよび RPC プログラムを確認します。